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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

将来の交通と都市計画について

講義課題コピペで

20,30年後の未来では,自動運転が一般的に普及しているだろう.そして,保有の概念は薄れ,ライドシェアが一般的だろう.さらに情報社会化が進み,過疎地域では自動車利用の際は相乗りが一般的になるだろう.そのため自動車と公共交通との垣根は,低くなっていると考えられる.輸送密度が小さければ,鉄道はバスに,バスは自動車に移るだろう.今日においても,MaaSという言葉,考えがメジャーになっている.MaaSとは,ICTを用いモビリティをシームレスにつなぐ新たな移動の概念である.

都市計画においては,ライドシェアであるため既存の店舗の駐車場の必要性は薄れ,より高密度な都市利用がされることが予想される.駐車場の代替として,タクシーの待合所のようなものが各所にできるだろう.そしてコンパクトシティが自然に生まれる流れができていると考えられる.一方で,この時,都市が高度に利用されすぎて,防災性の低下やオープンスペースの減少が懸念される.そのため,都市に余裕を生むことが課題となり,制限されるのではないだろうか.防災性やレジリエンスがより求められる社会になっていると考えられる.相乗りなどの交通の高密度化により,交通量が低下し,道路をオープンスペースとして利用できる可能性がある.High lineが今日の例として挙げられる.あるいは公共性の増大とともに,BRTやLRTに置換されることも予想される.であれば,以前のような併用軌道の景観が復活することも考えられる.これらも自動運転となり,人件費低減により運賃の大幅な削減が見込める.あるいは社会の変化も相まって,公共交通は無料で使えるようになっているかもしれない.

交通量が大きく低下すれば,道路用地を売却することもできるだろう.さらに交通量が微量に減った地域では,屋台のような短期的なサービスが展開されたり,カープールに利用され,行政の新たな収入になる可能性がある.また信号システムにも大きな変化が見込まれる.車車間通信や画像処理により,信号は不要となるだろう.全赤時間がなくなることで,交通容量が改善されるだろう.同様に電車の閉塞の向上のように,車間も詰められるようになり,自動車交通においても容量の向上が見込まれる.さらに無電柱化も進み景観が大きく向上することが期待される.同様にJCTも形をコンパクトに変え,新たにスペースが生まれるであろう.一方で,私では予想もしえない新たなモビリティが台頭する可能性もある.ドローン関連はその最たるものであろう.

交通分野ではシェアリングが台頭するのは必至であるだろうが,都市計画分野では土地を政府が所有するのは共産的であるからないだろう.しかし,シェアオフィスなど様々な分野の使い方においてシェアリングが用いられ,各種規制緩和などが求められる社会になっているだろう.