はじめに
政治はやっぱタブーかなあというのがあったけど,いろいろ思うところもあったし,むしろスタンスをオープンにした方がウィンウィンだったりするのかなと思った次第.
ちょうど参議院選挙もあったので時事問題的にもいいのかなと.投票率は低かったけど.さらに結構間が空いてしまったけど.
はじめに断っておくと,所詮ブログなので特に資料とかは添付しないしできないです.
間違ったことは言っていないと思いますが,素人なのであれば指摘してもらえればと.
政治観
私のスタンスとしては,やや右かなあという感じで,今の自民党がなんだかんだあっているかなあという感じで支持政党
すると左は嫌いか立憲民主党は嫌いかと聞かれそうだが,そこは特になんとも思わない.
むしろ芯がない人,政治に全く興味がないという人に対して危機感というか引いてしまう感じ.
ただ芯が強すぎるのもアレで,いわゆる極派はまたこれも解せない.
例えば,自衛隊は即座に廃止しろとか,弱者を救う社会保障はいらないとか.
特にこの弱者っていうのがキーポイントで,大抵そういうことを主張する人は自らが弱者であるという感覚が全くないので,言っていることが理解できない.
現体制が崩壊してそうなれば,あなたは無秩序の中で,戦国時代のように殿様≒会社に搾取され,あるいはヤクザのように暴力で奪い取られかねない.少し大げさには書いたが,これが理解できていない場合がほとんど.民衆は歴史において弱者であり,革命などで次第に権利を勝ち取ってきた歴史を学び感謝しなければならない.また強者だから奪い取れるようにしたいというのも当然なじまない.
もしここまでで政治観が合わない人がいたら,ブラウザバック推奨.
税金とか
あとは専門と絡むが土木とか公共的なものの考え.これは間違いなく必要不可欠.生存権にもそう書かれている.旧民主党は「コンクリートから人へ」と音頭を取ったが..この失敗と震災復興の失敗が今でも大きな足かせになっているように感じる次第.人へ渡すのは当然大切だが,必ずしもモノより優先されるものでもない.またモノへの投資は当然モノが残る.人は残らない.歳入が減る中,金の使い方はますます注意が必要.
旧民主党といえば消費税増税も.今ではこれを手のひらを返して安倍批判に使っているが内閣の責任はどこへやらという.辞めて解放されてしまうのかという軽い絶望.ただこれはたしかに何としても止めたくはあるところ.逆進性やらデフレ脱却失敗やら心配事だらけ.
最後に金がらみだと,富の再分配の問題.これは消費税のところとも似ているが,経済格差がひどい.GDPは成長しつつも,給料の感覚は増えるどころか減ってさえいるような印象.リーマンからの,銀行の貸し渋りからの,内部留保からの,タックスヘイブン,さらには高齢者の眠ったタンス預金埋蔵金.末端には全く金が回らなく経済は滞るばかり.これでよく日本は持ちこたえているなとむしろ感心できそうなくらい.法人税も海外流出が怖いっていうのでできないとは体たらく.地方は既に限界.
あとGDPについて補足すると,中は当然として米はなんだかんだ常に高成長を維持してる.一方の日本はプラスなものの,絶対値は非常に小さく低成長ここに極まれり.このままだと,差をつけていたはずのヨーロッパに追い付かれるのも時間に問題.既に一人当たりの効率性という切り口では大敗.
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選挙結果について
言い方が難しいけど,やはりここのところ世界的にポピュリズムとかは台頭しているよなあという感じ
今回で特徴的で象徴的なのが,れいわ新撰組とN国ではないだろうか
特にN国はその後の動きも激しく各方面で話題になっている印象
このあたりもマイノリティの参議院議員としては,上手い動き方だとは思う
結局衆議院には勝てないサブだけど,国会議員の泊がついているのを上手く使っているので
ただやってることが是とし難いなという印象
すなわちキャッチーにアジテーションだなと
彼は日本をよくする議員というより大衆を扇動して混乱に貶めるアジテータではないだろうか
確かに彼の一番の敵であるNHKもどうだろうかというのはあるが,だからといって彼自身が完全な正義ですべての行いが正当化されるわけではない
ましてや当選したからといってそれが裏付けられたわけでもなく,むしろ自覚的で国民の代表として品格ある行動が求められるはずであるが,そうには見えない
この辺は私の主観が強いところなので,そう思わない人も多いだろうし,むしろクリティカルシンキングで受け取って欲しいところではあるが
PSYCHO-PASS サイコパス第1クールにて挙げられた哲学者まとめてみました -- ぐっさーの凡人的な日常
れいわは障碍者を使っていて,この言い方は批判もあるかもだが,演出の道具として効果的に用いたなという印象.日本って今やってる甲子園といい弱者を応援したい心理が強くてそこに漬け込んでいて巧いなと.これぞ新しいポピュリズムだろう.当選した議員さんと諸々代行する方らは,彼らにこそできることを頑張ってもらいたい.ただこのストーリーを作った健常者の代表らは,個人的には反省かなにかしてもらいたい気もする.日本の政治のあり方に一石を投じたのは評価できるけど,やはり道具として使った印象が拭えない.本気なら別に自分がそれを熱く語って当選すればいいのだから.
ただ一方で日本人って薄情で,弱者を応援はするけど,当事者になるととたんに他人のフリをするので今後どうなってしまうことやら,やや心配.多分次第に興味が薄れていくんだろうけど.
日韓通商問題
色々批判的なことが書けるだろうなとネタを温めていたんだが,韓国でも面白い動きが出てきたので路線変更で書き記して共有というか記録しておこうかなという次第.
なにかというと,お盆,いつもは見ないテレビをつけていると”反日種族主義”がどうとかいう話が.
聞いているとどうも韓国の反日政策に対して啓発的な内容なのだとか.
当初,韓国のどうしようもなさについて,ここで書こうと思ってたけど,ちょうどそれとマッチした内容がまさかの国内から出てきたとのこと.
著者らは韓国の経済学者らの共著で,歴史問題から今後の経済問題に発展するとして啓発的に発刊したのだとか.自浄作用が”自由”として機能する分,中国より今後に期待できるだろうか.まあ日本も上から見ていられる立場でもないですが.
韓国の政治のあり方の印象として,これまでカリスマ的政治家というのはいなくて,大抵支持率が低迷すると反日教育を餌に粘ってきた感じがある.
ただグローバル化が進む今日,出張とか海外経験の多い中年男性を筆頭にボロが出てきているのだとか.これは番組ゲストコメンテータの話.
ただ一方で依然として反日はマジョリティで親日狩りなんてのもあるのだとか.なかなか学校で習ったことというのは,染み付きますからね.こればっかりは,同情の余地もあるのかなと.
ただアカデミックからの信号が灯されたことは評価できると思い,日本としてアカデミックで土壇場で踏みとどまっている韓国を羨ましく思うところもあるわけで...
しかし韓国はアメリカからも揺さぶられ,北朝鮮は無視というかまた戦争再開するのではというきな臭さで,日本は言わずもがな,中国は漬け込もうとしているのか?という感じでなかなかに四面楚歌.まさしく正念場だなという印象で,これまでのツケを払いつつ頑張ってもらいたいなという感想.一応隣国で経済交流は盛んで,特に韓流は根強い人気もあるのでね.私はあくまで中立的立場(やや反韓寄りは否めないけど)で静観したいと思いますが.