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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

イギリス留学まとめ

今週のお題「夏を振り返る」

イントロ

博物館や行政施設で,市民の科学分野の理解を深めるための活動のヒアリングなどを行った.いずれでも,まず作成するポリシーを重要視していた.プロセスが適切と感じた.詳細は後日.今回は簡易版という感じで.

pytho.hatenablog.com

歩行者・自転車

歩行者はしばしば信号を守らないで,車の流れが途切れると横断を始めていた.ただし大抵は中間島があるので,その都度,左右どちらかを確認すればよく,危険度は比較的小さく感じた.また自転車の利用が非常にメジャーだった.テムズ川沿いは特に自転車道が整備されていて,多くの人が飛ばしていた.自転車用の信号も多く見られ,レンタサイクルも非常に進んでいた.郊外の駅には,プラットホームに自転車置き場もあった.ただし自転車で,自動車と同様に右折レーンで曲がる交差点もあり,慣れてないと非常に難しく危険に感じた.

自転車通勤がメジャーなよう

ビックベン下での自転車の大量の交通量

テムズ川沿いの特に整備された自転車道(青レーン)

公園沿いの道路の自転車道

ホーム上の自転車置き場

 

郊外

地下鉄UndergroundのZone3(中心部から6kmほど)あたりから,街並みが住宅街へ変化していた.ロンドンまで普通の電車で1時間の場所では,電車が30分か1時間に1本だった.遠近分離があるようで,近郊の駅はほぼ通過した.線路の分岐も多く,線路が利用に対し過剰なまでに整備されている印象だった.車窓はずっと草原が広がり田舎だった.この駅前のロータリーとアプローチの道には,駐車場が多く,昼に50台程度は停まっていて,パークアンドライドがメジャーなのかもしれなかった.しかし幹線道路沿いを除いて,駅からのバスもなく車社会のようだった.また踏み切りはほぼなく,車道は使った路線ではすべて立体交差で,田舎の地域に稀に歩行者用の第4種踏み切りのようなものがある程度だった.

郊外駅の電光掲示板案内

郊外駅周辺の車窓:草原と田園の原風景が続く

郊外駅近くの立体交差と駅の案内看板

パークアンドライド

郊外のラウンドアバウト

ロンドンのターミナルの電光掲示板:さながら上野を思い起こさせた

過剰気味な線路数

 

地下鉄

18時頃は,地下鉄,電車とも非常に混雑していた.しかし車内は東京の殺人的な混雑にはならず,大阪圏が近いように感じた.新聞が読める程度で,ドア付近に人が集中していたので,余裕はある状況だった.また混んでいる電車は,ホーム上で次発を待つ人が多かった.ラッシュ時は,短ければ1分とせず,長くとも3分で来るため,あまり不満に思う人はいないようだった.個人的には,このバラツキが非常に大きいのがやや不満だったが.ただし工事などの都合で,乗換駅を通過することもしばしばあった.情報は最低限伝えられていたが,駅の案内表示といいこの点は日本の方が進んでいる印象だった.バリアフリーやホームドア(WestminsterのJubilee lineのみあり)も整備する方針のようではあったが,日本と比べると遅れていた.また話に聞いていたとおり,車内は非常に暑く狭かった.外が涼しかったので際立つ印象だった.しかし日本の外気の方が,はるかはるかに暑いのであまり気にならなかった.生暖かいが,地下鉄で窓を開けて風を入れるのもメジャーだった.また路線が地下で複雑に交差し,方向別複々線になるよう乗換利便性の向上が図られていた.

混雑するラッシュの地下鉄

ロンドンのホームドア

エスカレータ上の立ち止まるなゾーン

最低限のサイン

最低限の建設費で建てられたと思われる地下鉄のアプローチの地下道のエスカレータ

 

土地利用

テムズ川の北側の方が発展している印象だった.南側(右岸)は旧バターシー火力発電所が解体され,鉄道の新線建設と再開発が行われていた.またその2,3km北西の同じく右岸は,地下鉄と国鉄の乗換駅Waterloo駅を中心に,ロンドンアイなど現代的な建物でお台場のような感じだった.さらに2km西のタワーブリッジの北(左岸)のBank/Liverpool street周辺には,摩天楼が広がり大丸有のようだった.またロンドン中心のバッキンガム宮殿周辺は,公園が広がり千代田区のようだった.その1km南東のSouth Kensington駅周辺は,見学に訪れたScience Museumなどの博物館が多く集まり,上野のようだった.また大ターミナルはなく,環状線(circle line)沿いにいくつかの国鉄乗換駅が存在していた.これは日本に比べ,電車の利用が多くないのと,地下鉄が小さい車両で乗り入れしにくいためと考えられる.

解体中のバターシー火力発電所と新線開発の広告

ロンドンアイなどが広がる台場のようなウォータフロントのウォータールー

ウォータールーからテムズ川にかかる歩道橋の斜張橋と桁橋の国鉄の鉄道橋

昼のウォータールー地区周辺

St. Paulの回廊からのパノラマ景色:左側には大丸有のような摩天楼とタワーブリッジ

バッキンガム前の交差点:二重橋や永田町のような雰囲気

バッキンガム宮殿最寄りのグリーンパーク駅を出たすぐのグリーパーク:前述の地域や千駄ヶ谷のよう

 

今後,学校に提出するレポートのコピペとか通じて,学んだ部分の詳細な投稿とかできたら,という次第