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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

日経体感説明会の概要と感想

概要

使命
情報インフラ知る権利
問題意識の提供:アジテーション
課題解決ヒント提供
特徴:中正公平
事業:経済を発信:記者のソースを基に
新聞,電子版,雑誌,書籍,テレ東,テレコン(DB),インデックス,囲碁将棋,イベント,グローバル,テスト
歴史
経済の速達性のため日本IBMと連携し,日本発のコンピュータで作成した新聞を発行
データが蓄積されテレコンとして販売,電子化
戦略:デジタル:72万人有料会員・AIも記者に・速達性とデータ蓄積,グローバル:英文メディア・東南アジアに注力・FT編入で相互互換
スクープ:リクナビレオパレス
働き方改革:完全週休二日制大手新聞社初,在宅勤務も,研修など人への投資はいとまない

企画*

企業・大学でも行われる講座で,時間の都合省略しつつ,目的なども追加して
販売局は紙媒体を中心に販売している:Wプランも
統計から新聞は中年高齢に支えられている,若年は10%以下でネットテレビは4h/日も
50代でも新聞利用は15分/日ほど
フェイクニュースが追い風で改善かもしれない
直近の申し込みは20代が4割弱
4月の申し込みが最多で,夏に解約する傾向で持続性が課題
理由としては,時間やネット優位が挙げれら使いこなせていない?
>読み方講座
世界最大の経済専門誌
一面関連記事は,一般紙では選考など一般大衆の興味に基づくところを,日経はビジネスアプローチでどのように経済利用するかを掲載
◎過去のファクトではなく未来の利用を勧めている
見出し・リードなどの説明
事実・「背景」・展開を把握する
>流れを掴める>予想>打ち手を考えられる
「継続的に」?
例:銀行の”マイナス金利”も怪しい!?
関連記事に日経らしい深い考察が期待できる
ROT(Retuen on time)を生かす:能動受動を使いこなす:ネット新聞
ネットはパーソナライズで閉鎖的な罠:フィルターバブル
自身の肯定が多く観測される:エコーチェンバー
反対意見を受け入れらない固執してしまう:バックファイヤー>社会の分断
新聞メリット:一覧性,セレンディピティ
もろもろクリッピングするのも手だが,状況で意外と思い出す
学割:人により価値を変えたくないが,随時検討

販売局

読者増:新規・固定化,維持:直営の網を持たないのでエリアごとに外部委託
午後,販売店で進捗確認も:中間管理職?:署長さんと会食も
イベント企画ならかなり裁量アリ
教育改革を商機として
本質的な試験に際し情報収集として新聞が有効か:対策本を検討中
池上さんを読んでセミナーを行い新規受付も
>有名人はしばしば
とんでもない金額の経費で裁量は◎
◎学割を関西で検討中:販促展開
モノで釣るのではなく活用法・学びをプロポーザルする方針にシフト

広告:法人営業

産休もとった女性が説明
現場偏重型
イベントと連携も
15行分で2500万円ほど:高め
タイミングを合わせて提案
特集企画の提案:投資の日1004
日経ARと連携し広告を動かしたり
ビジネスマンへ接点を作れるのが強み電車で反対側にも
ターゲティング:デジタルとアナログ
広告と月額の収入バランス:半々くらいか最近は電子化で複雑に
香港:意見広告と出して公正中立に
イベントでは骨子は日経営業が作成し企業と入場者をバランスとってマッチング
常に10個ほどのプロジェクトを並行しながら

グローバル

中外商業新報で明治に英語で発信も
欧米目線からアジア目線に
アジアは独裁などビジネスで政治の影響も大きい
が企業も多く拾いきるのは困難
>テクノロジー,スタートアップに着目
例としてHuaweiでの米中貿易戦争
世界各紙の中,一次情報となることも
記者は他社より多いが各社とのパートナーシップでカバーも
FTと共同ニュースレターで各自国のみの弱みを克服
excedo, scoutAsiaなどのプロダクト開発も
>コミュニケーションなど実践的な英語学習アプリ,国営企業も多い中信頼できるソース確保
語学に限らない
日経のブランドで戦えない場所
柔軟にセミナー的なのも外人も利用

人材育成・ビジネススクール的な:希望最多

一橋など大学と連携しMBAや講座など
やはりビジネスパーソンにフォーカスしたコンテンツ
前述と同様イベントは自由に企画できる
転機に沿えればと
局はチームで細分化
イノベーションのジレンマ>若手意見吸収・裁量
経済紙のビジネス面でのブランドとしての強み
チームで売り上げ目標に向けて頑張ったり
ティール的印象
ロンドンやポーランド行ったり飲みとか楽しそう
業務例:イベントごとに統計から不調をどう改善・広告するか
授業料が高い中どこまで呼び込めるか
満足度は8割ほどだが講師が高齢だったりネタが古くてフルは困難
日経のコネで大物を呼べるのが強い
コンテンツチームは記者が多い

デジタル

SEも50人ほど
3ユニットで構成
2/3が電子版:独自やBPの記事など様々でただの紙の互換ではなく900/日
ビジュアライズで分かりやすくウェブの強みを生かす
ビジネスにとどまらない事業も:Nサロン
DB的な情報サービスユニットも
広告のネガティブさを乗り越える努力
繋ぎで課題解決へ
タイアップ広告もビジュアルデータの提携も:5G
有料会員にはよりユーザビリティな広告戦略も
ユーザビリティの点において他社なら使える表現も制限したり

感想

誤植多い(ORZ?,普通小文字だが,,),見にくい,ご清聴スライドと発表は少し残念なところも.
しかし事業や組織としては,下記のような良本に書いているものごとが多くてよさそう.

メディアはここしか考えていないが,入るなら科技系が現実的だがそこが聞けなかった.別の会も通ったのでそこで補えれば..?
初任給は院卒で30万ほど!!!

あと読み方講座とか電子版で,記事のパーソナライズはしていないということで,逆説的にスマートニュースなんかは,見たい情報しか入らないインターネットのなんとやら(本文参照)でまずいよなと.私自身この場を借りて啓蒙しておきたい所存.フェイクニュースも問題だが,このバイアスも非常に危険なので.これは有名な哲学みたいなのだが,人間,自分が正義と思っているときほど怖いものはないからね.いつでも冷静に俯瞰的でいることが大事で,そこでやっぱり公正中立のメディアがアンカーとして非常に重要だと思う所存.