先日,研究室のOBOG会で先輩から面白い話を聞いたのでそういうのを.
ハッキリ言って現状,経済的にも今後の就活からも博士進学というのは,”常識的に”ないだろうと考えていたけど,いろいろ世の中あるようで.
国としては予算がないながらも国家プロジェクトよろしく頑張りたいところなので.
で,どうなっているかというと雀の涙ほどではあるが補助がある.
アメリカとかでは,どっちかというと学生も助教などのような扱いで,研究室が潤沢であれば衣食住とかも保証されると聞くので,それに比べれば雀の涙かなと.
ただモノも使いようで,組み合わせが利くのも多くて,そうすることで卒業後はともかく在学中は意外となんとかなるらしい.
というのが概要.
で,細かいところでいくと,要は奨学金なんだが,給付で少し生活費の足しにもできたりするらしい.
特に東工大では独自の財団があるほか,私もまれに参加しているTOTALではそのあたりの補助があるそうな.これは専門にとがらせるのみならず,リーダーとしての素養を鍛えるような学修プログラムで国からの予算も出ている.そのため結果を出さなければならない,すなわち講義はそれなりに厳しいが,学校には珍しくわりと潤沢である.そして学校としても,やはり博士が少ないのは悩みであるため,それを促すために経済的な補助があるのだとか.前述のとおり,結果が求められ大変にはなるが.
そしてこういうのを聞くと,意外と悪くないのかなと.一般的な総合職というのも面白みがなさそうに感じていたりするところでもあったりして..
以下は参考.