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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

100年後を考えるWS

私の指導教員らが主催でタイトル通りのWSが行われておりそのレポ

今回は初めてグループワークに参加

www.100year-life.ens.titech.ac.jp

 

講演1

激甚・気候変動
農業
雹予報
概ね捉えられた:後手:サポート的利用
農地とSNS利用者の位置のギャップ
竜巻:被害にバラツキ
事前予測研究中
土地利用:広範な画一的農地は弱い
緑地が断続的にあれば被害を低減できる
<->日陰になり量がとれない:薄く質はいいが
グリーンインフラ
常緑樹による延焼防止も
笹・竹といったものは燃えやすい:管理が重要(?
->屋敷林(平地林)が見直されている
林業は高齢化により十分な管理が行われていない
防災と環境の視点からのグリーンインフラ
防災科研:各自治体の分割された情報を統合
リアルタイムを意識して設計

講演2

真田先生:私はわりと知っている話だったのでメモをサボったため割愛

講演3

決壊:エネルギーをもって流出:避けるべき事態:激甚化との相性?
土砂:流速を落とすための防備林:埼大水研
technological "lock-in"!!!->re-paradigm shift
浸水深と死者数に相関?
大きい地形スケールで見たときの狭窄部:ボトルネック:過去
転入者が増加してからの初:未経験:学術的根拠:典型的堤防効果
街道と高瀬舟の合流地点:山側に集落,徐々に開発が進行
バブル世代の高齢化により転換点の可能性?

WS

地図・情報の読み込み
その後すり合わせの方針

用途地域と浸水域の確認
弥生時代から農作:古墳:Wikipedia
倉敷の利便性向上に伴い人口増加
産業構造や歴史の分析
学校が浸水域
その他浸水域
小田川の付け替え計画頓挫情報
災害が起こらないとプライオリティが上がらず行われない
要するにヤバい地域になっていた
バイパスの貯水池の確認
ソフトで解決できる浸水レベルではない
地震に比べれば予報があるのでやりやすいか
水の引く早さの計画によっても施設立地や要求性能が変わるか
防災性と利便性のトレードオフ
上からもくる:土砂災害
改善案
鉄道酷道軸からPR280を軸とした計画か
総社市との連携:行政的対立の懸念
輪中堤
軸を移すことで北側を開発?
ソフト
避難計画を綿密に立て理解・合意を得る
家捨てられる準備:倉庫サービスなど
暮らし方・ライフスタイルで根本的変化
高床などの安全策とその補助
避難訓練による持続的な啓蒙:電柱に表示

高齢化の確認:歩ける人口はどうか
新潟の船を持っているのを転用できるか
合意形成の難しさ

テーマ・対象が不明確:汎用か専用か:典型的土地利用ではあるが

他班の発表

A
3つシナリオ
水害根治:小田川放水路:ゼネコン多く公共事業を受注したく(冗談)
ゾーニングと促進:自己責任と高床式
許容・縮退・限界設計:ソフト面:避難強化:100年パーソナル
山地のゴルフ場のゴルフカートを弱者のための避難のモビリティに:グリーンインフラ的
三原線のHigh Line化と高架への避難

B
長期と短期
小田川の流域拡張,貯水池の意図的弱化->減殺対策
居住地対策:魅力向上地域:モビリティや公共施設のプライオリティで誘致
防災無線の衰退とパーソナライズされるであろう通信
ソフト対策の迅速な実施:インセンティブ・魅力:避難そのもののハードル低下策
風化させない

C
軸の南側は残さない:シンプルに
親水エリアへ・教訓・教育の地へも
災害の種類にあわせ施設の分かりやすくする仕組み
地名の変更,川のモニタリング・市民への見える化

D
被害最小化・命を守る仕組み
駅を避難所にできないか
高架下に植樹竹
あえて弱点をつくる・コントロール
情報共有・お隣さんの避難状況の共有フォーマット
寺の強さの発信

E
高架:緊急時避難先の仕組み造り,防衛線・グリーンインフラ化,南部へ貯留
縁の神社とお祭りでの発信
地価をコントロール:意識づけ:異常に安くする???・対策費として高くする?
連携しつつ貯水池を柔軟に運用しなるべく多くの流用を貯められるようにする

F
倉敷を守るための犠牲的地域:マクロ的グリーンインフラ
地理的ヒエラルキーが消失:ハザードマップ・地域地区に反映
大規模なゾーニングで低地は定住地を許可しない運用
風化させないため越水させる

H
毛細水路を引水し貯める恵みの水をはりマスカットを植える
10年に一度としてヴィンテージワインとして魅力へ
営業権と地方創生
防備林にもなる

I
線路を二線堤的解釈
ロードサイドが発展しているが見直しが必要か
避難しやすい経路の確保
行政機関の立地の見直し・旗振り役化?:連携による対策

コメンテータより

防災イベントは多くの人が身構えて防災マニアしか来ない
お祭り的な見方は面白いか

制御という視点は面白いか
元来斜面に住んできた
自然エネルギーを考えるとよかったか
technological lock-inは広い時代を見て視野を広げることで解決策が見えるか

訂正:地域的犠牲は過去のもので今は守られている
今の判断の継承も重要
お金がないなか二線堤的考えはやはり重要か
これから造るものも100年かかるので長期的視点が重要か

土木学会誌でグリーンインフラの特集を組んだ
負の低減のみならず正の増加を考えればより積極的でインセンティブが働くだろう
グリーンインフラ普及に向け官民連携
設計に留まらないか発注者のエゴでは無理か
法改正などの動きもあるかも:good opportunity
国交省もプラットフォームを作りたかろう