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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

YouTube分析・考察

以下で書いたようにYouTuberについて考える機会があり暇なこともあり本格的に検討できそうだと思ったので分析・考察する.というか,以下に出てくるバイト仲間が核心を突くようなことを指摘してきて,これの愛読者ではないかと勘ぐってしまう.

pytho.hatenablog.com

まずデビューを仮定した場合のコンテンツが重要だ.そして同様のことを考える者は多いようで,それぞれのジャンルの特徴などを初心者向けにまとめたものも散見された.ちなみにYouTube版ブログというのもVlogという形で存在するようだ.今回初めて知った.ただこんな弱小ブロガーの延長での伸びはたかが知れている.そもそもインフルエンサーは独自のコンテンツに加えてサブチャンネルでこのようなものをやっているので歯が立つわけがなしレッドオーシャン真っ赤だ.ただブログに比べ編集のコストは増すものの,文章を読むという受け手側のハードルが下がることで,受け手をさらに広く待つことができるだろう.

そして自身の強みを考えた場合,土木工学の特異性が挙げられる.この分野で活動する者は見られない.

pytho.hatenablog.comさらに上記で挙げたようなWSも自身が企画することで面白くなりそうな予感がある.またまだ社会人経験をしていないもののそういったビジネス需要も期待できる.デザイン思考においても,こうした分野の複合性,ハブ人材などは重視される.より個人のスキルが重視されていく流れの中でこうした要素は強いだろう.副業的ポジションへの期待もある.さながら収益の冗長性確保や今後の社会で重要になるだろう信用確保の先行投資だ.

そこで具体的なコンテンツを夢想してみた.前者においては土木の知識に基づいた現実的な建設工事を行うマイクラシムシティ配信や単純な講義形式が面白そうだ.それぞれで異なる層を同じ分野に呼び込めそうで,かつ有機的に絡めることもできそうだ.後者は視聴者が増えればそこでライブ配信を通じてWSをオンラインで開けるかもしれない. これはかなり夢のある話だが.

またバイト先の仲間との連携という面で考えるとまた難しさがある.というのも主要に成り得るメンバーの専攻が古文,文化人類学と差異が大きい.それぞれの人物で面白いコンテンツを有しているが,これを”フル活用”しようと思うとなかなか難しいテーマだ.ただこうした一見ありえなさそうな組み合わせの方が化学反応を起こすというのは意外とよくある話でもある.個人的に思うのは教育ジャンルということと他分野が交わるということで職員室のようなものに仕上げるとか.しかしネタの仕込みは何かと難しい.顔出し,ラジオ形式,物語形式など様々な形が考え得る.

ただ結局やってみるのがいいような気もする.とりあえずできる範囲でやってみて方針転換するのも大いにありだろう.というのも人気YouTuberも初期の動画は現在と全くジャンルが異なっていたりもする.加えて動画という特異なコンテンツなため場数・経験がモノを言うような側面もある.ということでゼミと就活の暇を縫って様子を見ていきたいと思う.これには環境的要因も大きい.これまでは動画におけるコストが懸念だった.編集ソフトなどへの投資だ.しかしZoomを使う中で画面の共有もほぼコスト0で行えることが明らかになった.

そして最初はこの記事の考察を利用してみようか.

なぜここまで拘るかというと,様々な理由がある.まず一般に知られるように収益への期待がある.例えば下記のサイトで概ねの月収などが調べられる.登録者が1万を超えるような方々はなかなかの収益を満たしている.特に意外なのはゲーム分野だ.彼らは以前はニコ生主やツイキャスが代表的な活動拠点だっただろう.そこではコメントにちやほやされて自己承認欲求は満たされつつも,経済的な自立は難しかった.それゆえか治安や完成度も,一部で光るものはあったが,全体的に微妙と言わざるを得なかった.しかしこの広告収益により環境は大きく変化している.完成度は向上しており収益も驚くべきものだ.サラリーマンがバカらしいようにも思えてくる.実際のところ,認知されるまでの課程は厳しいものがあるだろうが,夢があることに違いはない.また事務所所属も強い.彼らがいわば中途採用のように経験ある人材を用いていることもあるが,ブランドにより登録者の伸びは凄まじい.特にVtuber界隈は今後の動きに注目だ.それぞれがそれぞれのニッチなところに刺さっていき,双方の満足度が高まるだろう.ただレッドオーシャンの様相も呈してきており,差別化が重要だろう.

NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー):YouTube分析ツール

次に社会貢献的な面が挙げられる.教育というコンテンツ特異のものだ.ヨビノリたくみはロールモデルのように考えられる.特に土木は硬直的・保守的な分野だと感じる.というのも公共的側面が強く時代の流れに鈍感だ.例えばICT化でi-Constructionという取組を国交省が主体となって行っている.しかし現場の感度は低いと考えられる.これが他の工学分野だと異なる.情報は言わずもがなで電子化の鬼とも言える.機械も元々が手作業の代替という特性を備えているからか感度はいいと感じる.このように工学という分野でも遅れている感が否めない.

加えて言えば公共という側面からむしろ市民理解の不足は社会的な課題とも考察できる.

pytho.hatenablog.com

そこにこの取り組みは刺さるだろう.また単純に進路選択の一助となれれば幸いだ.

さらに私自身の進路の特異性もブルーオーシャンだ.このエピソードは本ブログでも記述したいと思っていたが情報の整理が面倒で後回しにしてきた.それよりも講義の感想など直近のエピソードが先行しがちだったこともある.そこでこれを1つの機会と捉え,高専編入学,外部進学について語っておくのも一理あるだろう.先述の仲間内に話を戻せばこの手のネタは強みがあるし,北辰テストは鉄板だ.

また私らはいい歳をしていながら未だ学生をしている.そこでどんな経験をしていたかという発信も有意義だろう.特に既存の枠に嵌った教育やシステムが崩壊しつつあるので,その潮流は増すばかりだろう.それぞれの年表を作って突っ込みまくれば語り明かせる自信がある.であれば自分語りクソリプおじさんをエンタメ強めで演じた学生老人ホーム・居酒屋なんて捩った展開も面白いだろうか.

思い立ったが吉日...?