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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

都知事選ホリエモン

都民ではないのでわりかし杞憂でありながら,学校や勤めるであろう就職先の所在地でもあり,大局的な政治への影響も大きいので気にせざるを得ないテーマ.すなわち都知事選についてホリエモンを中心に書いていきたい.

都知事選と言えば直近だと,龍が如く7やPsycho-Pass3で大きく取り上げられた.作中でも色がつかない点に言及され政界への登竜門として描かれる.これは概ね事実と整合するところだろう.それゆえか現実も笑いごとではないかもしれないが面白いことになっている.

ホリエモンについては個人的には下記にも示す通りで評価している.

pytho.hatenablog.com

ただ同様に扱ったDaiGoや中田敦彦が宗教的な姿勢を見せている雰囲気が全体的にきな臭さを漂わせている.

ただホリエモンについては,内容が核心的であることも多く,引用の場面は多い.政治関連は色が付きやすいのでどの道難しいところだろうが,ビジネスや経営・経済方面へのセンスは高く評価できる.ただ犯罪歴とも関連しそうだが,強硬的な姿勢が強い点は評価の分かれるところだろう.

またホリエモンNHKをぶっ壊すで有名な立花氏と友好的で,これは彼のYouTubeチャンネルでのコラボからも確かめられる.このツテでかとんでも選挙戦略を擁立するようだ.

個人的に邪推するに堀江氏はかねてより彼の手腕を評価しており,コラボを通じて確信へと移り仲間として迎え入れ利用しようといったところではないだろうか.

ただあくまでビジネスライクでお互いに利用しようとしている感が感じられる.というのも立花氏は政略が行いたいのに対して,堀江氏は本気で当選を考えているように見受けられるためだ.前者については,れいわ新撰組山本太郎の動きにも似たアジテータのようなものを感じ,個人的には好まない流れだ.ただ一般大衆はロジカルより感情に動かれやすく,またこうした不適切・不誠実(あくまで個人の感想)を規制するものがないフレームワーク自体が課題と言えるだろう.彼らの勢いが抑えられるうちに適切な形での抑制が必要ではないだろうか.これは欧米で既存の政治団体への不信から極右が台頭した流れに似たものを感じる.

一方の堀江氏は東京改造計画を発行した.ここには具体的に都がどうすべきかが書かれている.目次だけでも大方の見方が分かる.これらの考えは堀江氏の発言の深層と同等に見受けられる.堀江氏自身,既存システムへの批判は繰り返し行っており,この機会に評論家から立場を入れ替えるつもりだろう.また上記の東京改造計画に関連する内容をYouTubeで解説もしている.これほど親和性の高い活動もそうそうないだろう.