まいにゅーぎあー pic.twitter.com/gJCgzanyEu
— AOKI Takashige (@aochan_0119) 2021年1月22日
一口にモニター,さらには4Kに絞ったとしても,その中身は非常に奥深い.画面サイズからリフレッシュレートやら色味やら応答速度やら.
今回はメインモニターとしつつ,学生の身なのでコスパ優先でHP V28 4Kを購入した.価格は2万円余りとかなり廉価.
3ヶ月くらい前に自作デスクトップPCと同時に買い,これまでメインとして使ってきたThinkVisionは,論文執筆用の縦置きサブとして配置変え.
配置バランスは冒頭のツイートの画像のとおり.
大きめのメインにやや小さめなサブの縦置きのバランスはことのほか悪くない.
両者は4倍の解像度の違いがあるが,実用上の不便さはそれほど感じない.
同型ではないので継ぎ目のシームレスさはどうしても犠牲にならざるを得ない.さらに解像度の違いもあるが,縦置きにより元からズレているので特にストレスを感じないためだ.
過渡的に720p程度のテレビもサブモニターとして利用していたが,解像度が低すぎて特に可読性が悪かった.
これに比べて4Kは明らかに文字がきれいで明快だ.
縮小されたりしても読める.
一方の映像などに関してはそれほど差を感じない.
色味などに不満はないが,目に見えないこれらの差により,4K映像の美麗さが活かせていない点は否定できない.
最後に不満点として起動の遅延がある.
応答速度は1msをアピールしているものの,スリープからの復帰・起動はかなり遅い.
起動の時間差は1秒もないが,ThinkVisionとの差が明確なので,非常に気になりストレス要因だ.
さらに,これにより,スリープ前の画面構成が崩れてしまうことがある.
これらの点は値段相応と言えそうだ.
しかし総合的に評価するならば,それなりの画面サイズで実用的な4Kとして,非常に安価に構築され,高く評価できる.
蛇足としては,持ち合わせのBoseのサウンドスピーカーが,画面の下にピッタリ収まるのはラッキーだった.
モニターにもイヤホン端子がついているので,入力元の映像とともに音声を出力できるのも便利だ.
私の場合は,PCとPS4で使い分けている.
注意点としては,安価なりに角度や高さの調整機能が限られている点だろうか.