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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

Meta VR 元年

VR関連は以前より温めていた感があったのだが,潮目が変わって熱もさらに高まってきた。
そこで改めて色々まとめつつ,意見を整理したい。
私自身のこれまでのVR体験記は下記の通り。

 

pytho.hatenablog.com

 

pytho.hatenablog.com

 

上記のVRLIVEに関して開発者(VARK)側の意見は下記。

「フェイスブックに買収されてもいい」、VARK加藤卓也氏に聞くVRで勝負するワケ 連載:メタバース・ビジネス・インサイト|ビジネス+IT

 

まず潮目の変化としては,表題の通りFacebookのMetaへの社名変更だ。

GAFAも変わることになる上,それだけ事業を集中させることから注目度も高く,賛否様々な意見も。

 

以下は温め期間中にまとめておいた過去の記事や類似のツイート。

次世代SNSは仮想現実に、フェイスブックの本気度: 日本経済新聞

 

 

上記が肯定的な立場に対し,懐疑的で厳しい立場をとるものも見られる。

 

フェイスブックのメタバース、Z世代が「暇じゃないと使うのキツい」と酷評の現実 連載:メタバース・ビジネス・インサイト|ビジネス+IT

 

ここで一旦個人的な意見を述べれば,VRは現状では課題がまだあるものの,極めて将来性があると思う。

まず世界有数の企業の決定の重みがある。

これだけの路線変更であるから,社内で相当の役員会議が重ねられたことは間違いない。

 

また資本力による挑戦で,かつてのTESLA的な見方がされるのも頷ける。

しかしSPACE-X含めイーロン・マスクのプロジェクトも,資本力から集積される技術や人材から,時価総額としては既に成功し,市場にも商品が浸透してきている。

 

さらに半導体を主とする会社であるからポジショントークとも見れるが,勢いづくエヌビディアも肯定的な立場を取る。

同業からの後押しというのも力強い。

 

www.bloomberg.co.jp

 

文化的にも既に上記のVtuberに代表されるLIVEやVRChatのほか,テクノロジーとリミックスされた新しい分野が既に開かれている。

もっとも忙しくて,やってみたいと思いつつ,私はまだほとんどVRChatをしたことがないが。。

 

www.moguravr.com

 

とはいえ,否定的な記事中にもあった機器の重量や操作性の批判も,私自身の体験として頷けるところである。

しかし長期的には技術的な解決の見込みがいずれも高そうだ。

UIUXやOSについても,これだけ投資するわけであるから,抜本的に斬新に革新してくることだろう。

 

上述のツイートにもあるように,VRはその名の通り現実を仮想化したものであるから,これまでの枠に当てはめる事自体がまさしく無粋だ。

Zoom会議にしろ,会議室でのプロジェクター投影にしろ,これまでは単一の画面に物理的に拘束されていた。

さらにVRは上下左右の360度であるだけでなく,両目で画面が異なることにより奥行きの表現も得意だ。

これまでが一般に二次元に拘束されていたところ,さらに2つか3つの線形独立した要素が加わると言っても過言ではない。

そう考えれば,VRの可能性自体が一朝一夕で語れるものでなく,将来の成長を楽しむほかないのではないだろうか。

 

新時代の働き方?仮想VRオフィスとは? | R-StartupStudio

戸建て向けVR内覧 スタイルポートが来春メドに提供へ: 日本経済新聞

メタバース、次の主戦場に: 日本経済新聞

 

NFTと併せて美術館もかなり変化しそうな予感がある。

収蔵という部分は変わらないものの,展示は物理的来訪の必要がなくなり,変化が進むだろう。

 

www.rekibun.or.jp

 

mpembed.com

 

これらはOculus Quest単体では現状使い勝手が悪いので,Linkを使いたい。

個人的なメモになるが,下記などを参考に暇なときにやりたい。

Chrome 86 × WebXR Device API × Oculus 系 HMD が正常動作するようになりました

 

若干脱線するが,このところ北斎のプチブームが訪れているように感じられる。

 

 
 
 
 
 
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