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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

近況報告と簡易書評

近況報告といえば、読んだインプット量に対してアウトプット足る書評が止まってしまっている。

これはひとえに本業の仕事が忙しく時間が確保できていないためだ。

 

また最近は家での空き時間がもっぱらゲームに当てられていた。

 

どちらも時間の都合でゆっくりめ

スプラは最高B-で主にスクイク、ローラー、ドライブワイパーで、対戦形式としてヤグラが好き

ポケモンは普通にストーリー、時間的にランクマは潜ったところで感ありそう

 

書評としては最新はこれで

 

pytho.hatenablog.com

 

本格的なのはこっちか

 

pytho.hatenablog.com

 

本格的なのはまたやるとして速報版としては降順で以下の通り。

  • 面白かった

もはや論文。硬派が無理なら無理。

東京を含むケーススタディもありつつ、ロンドンとニューヨークの都市空間と特にその管理に焦点を当てている。

日本でも公園の各種禁止など、公共空間がありながらに死につつある中、実際に重要な社会問題感がありつつも、あまり話題になっている雰囲気がないのは悲しい。

事実は小説より奇なり、それだけで面白い、以上。

池井戸潤のイマイチさをリアルの実存観を補ってくれる

ケンブリッジ・アナリティカ然り、米国を主とした有機的な西洋現代哲学は面白いですね。

カウンターカルチャー然り、その原因的なリベラル然り、時代の寵児たるインセル然り、

頭の良さをなんとするか、子供の幸せを考慮しない手段が目的化した教育ママに皮肉として送りたい一冊かな。

進学校と自称進学校の本質的違いに迫り得るところもあり、そうした教育意識高い系がまず参考にすべき良書。

これよりは同じ出版系列から出ている「禍いの科学」の方が生々しくて好きだったので微妙な位置。

政治的リベラルの推進もいいけど、同程度に科学的誤認やバイアスも排除してもらいたいものだ。

参考

 

  • つまらなかった

東工大リベラルアーツセンターの本を読みすぎて陳腐に感じてしまった。

高校生、大学に興味のある人にはおすすめ。

いきいきした感じは伝わったけど、これもふーんで終わってしまった。

日常的な関わりが薄くて、そもそも実存感がないからかなあ。

映画の方が面白い、以上。

書いていることは至極まともだし、流行りの表面的なアジャイル推進のアンチテーゼとしてその根本哲学を説いている。

できている感があるからか特段新奇性を感じず刺さらなかったかなあ。

フェミニズムを否定はしないが心に残らなかった。

もう一回読み直さないとなんとも。。

片付けの話は冒頭だけで、後半はそれに関係ないFPのマウントトークでタイトルで煽っているだけ。

FPとして各種データを集めて参照しているのはいいが、巻末に参考リストも載せないので情弱商売がにじみ出ている感。

単に硬派を求める立場として相性が悪かったというところもある。