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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

欧州旅行期1レビュー編

pytho.hatenablog.com

欧州旅行振り返り1

ドイツ

★★ フランクフルトりんご酒トラム


市内を効率的に観光しつつ、酒も飲めて、いい感じのところで下車できてよかった。
そこから旧市街の観光、新市街を散歩してホテルに帰ったが到着日にしては、いい出だしで始められた。

★★★ライン川下り


快晴に恵まれたのが何よりも大きい。景色がなくとも十分に気持ちのいいものだった。当然ながら途中の城も効率的に見られた。飲食も追加注文したが、11時からがファーストオーダーかつその時間から名物ラッシュなのでそこの忙しさは嬉しい悲鳴になった。
St. Goarで船を途中下車しそのまま近くの城を間近で見に行くことにしたが、思いの外高く遠かった。内部見学は有料でかなり時間を食いそうで、外観をサッと眺めるだけとしたがなかなかの造りだった。
しかし結局最寄りのローカル線が過疎すぎて謎の空白時間が1時間近く生まれたのは惜しかった。

★★★ケルン大聖堂


脇道に逸れたせいで開館時間を過ぎてのケルン入りとなり見学は絶望的に思えたが、日曜午後のためか祈祷が行われており、むしろ神聖な時間を味わえた感もある。このあとがムーンライトでかなり時間的に余裕があり、ここ以外にもケルンを一回り楽しめたのもよかった。

スイス

★★★ベルン


ムーンライト明けで入りが早い割にChur発とはいえ、それまで時間がかなり余るので急遽足を伸ばしてみた。
ここがこじんまりとしていてなかなかいい旧市街だった。

★★ 氷河急行


今回のメインディッシュにも等しかったが、期待がやや大きすぎた感は否めない。

★  サンモリッツ


決して悪い場所ではなく自然を味わうには素晴らしい環境だったものの、いまいち強みに欠ける印象だった。
宿泊先が予約満杯の影響で街の外れになってしまったのもイマイチポイントだったかもしれない。
さらにガイドブックいわく1年で滅多に天気が悪くならないらしいのに、5月雪をツモってしまったのも残念。とはいえ、これは珍しい方を引けたのでむしろよかった?1日目は悪天候だったものの翌日の散策時は雨も上がっていたので。

★★ アルプス山脈・氷河


大陸の雄大さを感じられたものの、全体的に立山に似ている印象も抱いた。
氷河は滅多に見られるものでもないので、せっかくなので見られてよかった。
3000m付近まで登ったものの、登った先は写真の通り曇りで景色がやや悪いのはかなり惜しかった。
ただ付近はHorizon Zero Downのオープンワールドの世界観と一致でただただ感動。
周りは雪まみれで晴れてもいなかったものの意外と暖かかった。

★★★サンモリッツ以南のベルニナローカル線


氷河急行とのギャップとも言える。
単純な車窓としてはこっちのほうがよかった印象まである。
途中下車していた上記は曇りだったものの、普通鉄道最高峰の峠を過ぎると風向きとかが変わったのか、かなり晴れていて景色もよかった。
イタリアティラーノまで速度はゆっくり、勾配としては急激にいろは坂ループ線で降りていっているのが分かりやすく面白かった。
途中の山村や湖もハイジ的な典型的スイスの田園都市の雰囲気。
ティラーノからは日も沈んで旅情的にはそこまででもない感じだった。

イタリア

★  ミラノ


フランクフルトの駅前もそうだったんだがヨーロッパの大陸、意外と街並みが悪く治安も悪そう。
ビジネスの新市街と観光の旧市街はマシだが、そうじゃない緩衝地とかが。
ロンドン留学はロンドンという街のビジネスの強さでマスキングされていたようにも思える。
火も消さずにポイ捨てする路上喫煙マナーはもはや特筆するものでもなく、またテラス席の多さのせいか散逸した食べ物は常に鳩が集ろうとしている。

ミラノは街としてはイタリアのヨーロッパ玄関口としての交通の要衝と、それに関連するのかムッソリーニ時代の社会主義系を思わせる駅舎の立派さを除いては、それほど魅力もなかったのが正直なところ。

★★ ヴェネチア


ある意味氷河急行と似た経緯かも。
もちろん期待は高く確かに観光地として非常に強かったがその中で普通で突き抜けられるものはあまり感じられなかった。
これは特にヴェネチアで感じたが、むしろ観光地として特化して整備されたディズニーの効率性を痛感した。
これらの雰囲気自体はディズニーでも感じられて、ディズニーも最近は高いとはいえ飛行機代に比べれば安価で、治安や食事、言語の心配もいらない。
そう食事が良くも悪くもあった。アドリア海に面した港町ということで、海鮮系はどれも美味しかったが同行者が生食であたった。ここはいくら先進国でも日本には勝てないというか、日本の品質が高すぎる問題があるなと思った。
しかし微妙な評価なものの、狭い路地やもはやどこにいるかわからない迷路的な没入感は凄かったし、それは一度行ってみないと評価できないだろうから、人生中で百聞は一見にしかずに付せられるだろう。
今回はセットにできなかったがビエンナーレとのセットがアツい。
可動式の防潮堤も整備が進むが海面上昇もマクロ要因的に懸念事項に挙がる。



★★★ローマ

総合力が強すぎる。
結局、観光、交通、文化の面でどこも首都が強いんだよね~。

★★★バチカンサン・ピエトロ大聖堂・広場


今回の旅行で文化的ヒエラルキーが最高で、伴って観光地の総合力としても個人的に1位。
建築的にロマネスクなのか何なのかよくわかっていないが、これだけのクオリティであればそうした分類自体がもはやナンセンスに思えてくるほどスケール諸々が凄かった。
広場の柱の幾何学的な構造は、数学的な神聖さも高めている。

★  トレビの泉


思ったよりも小さいし、その割に観光客が密集していてヤバい。
ただ小さいのは手前の広場的な空間で、奥のポセイドンらの像とかは冷静に街並みに溶け込んでいるのが冷静におかしいなというのはある。

★  スペイン広場


花が植わっていてキレイな空間が構成されていたのはよかった。
周囲が買い物エリアということになっているが、お気軽に買い物するような感じではなく、要は銀座。
覚悟が足りずやや残念な気持ちになった。

★★ コロッセオ


金を払わずとも近くで見れてよかった。
時間的に金を払って中に入って時間をかけて間近で見ることはできなかった。

★★★各種レストラン




味よし。値段もそこまで高くない。
ピザは日本とそんな変わらない印象だったが、パスタのレベルが違う。
東京のラーメンとも対応するようにも思えるが、それはさすがにちょっと違うか。





★  ナポリ


ちょうどローマリーグに優勝したタイミングだったようで、街全体がそれで賑わっていた。
散歩はしたものの特筆した観光はできなかったししなかった。。

★  アマルフィ


当日のスケジュールが行き当たりばったりすぎて二兎を追ったせいで全体的に微妙になっている感は正直あった。
厳密にはアマルフィまで行けず、アマルフィが伊豆だとすれば熱海あたりまでしか行っていない。
ただ南イタリアの海街の雰囲気、急峻な地形は味わえた。
個人的にはここからアマルフィまでのバスの運転がヤバいらしく乗ってみたかったが時間的に断念になってしまったのが心残り。
旅行後半は全体的にもう一声なところがあったので、イタリア再訪はありかも。
スイスもユングフラウヨッホ方面は別途行きたく収集付かないが。

★  ポンペイ


ここも火山に埋まっていてたものそのものは間近に見られていない。
こうして振り返って見ると全体的に中途半端だった感も否めないな。全体の満足度は高かったが。
夕方で塔に登れたので、そこから見晴らすことにした。
まあポンペイの遺跡自体は相対的にややしょぼそうな感もあったので効率的に見られた感もある。
あとベスビオを然と見られたのがよかった。

以下、週末追記予定:5/20

反省点

下調べ不足

パスポート名義
Eurail期間
イタリア新幹線
レストラン:特にローマ以前の旅程中
観光地と距離感

機内寒さ

行きたかったけど諦めたところ

アマルフィ路線バス

青の洞窟

お土産

最終的な予算