AOKI's copy&paste archive

高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

Introduce my PC, & I'll attend the monitor

使っているPCは下記のとおり.写真は大宮のビックカメラのものだったかな.

HP Spectre x360 Special Edition(2018.9) | 日本HP

選んだポイントとしては,

  • コスパ:単にコストのみでない
  • メモリは8gb
  • プロセッサーはi5以上
  • ローカルメディアはそこまででもだが,SSD希望
  • 画面は持ち運びを考えてA4程度の13.3型程度で
  • 値段は14万以内希望:もちろん安いに越したことはないが,彼方立てれば此方が立たぬ
  • キーボードバックライトとタッチペンもついていると嬉しいかな:完全にオプション
  • デザイン:端子と素材感が重要

あたりかな

デザインを詳細に書くと,これはアルミ系で他の安っぽいプラスチックとかセラミックとは一線を画し,USB-A1個に,TypeC2個という無難ですっきり.

HDMIとかはついていれば確かに便利だが,ごちゃごちゃするしなんとも言えないところ.ここは本当に宗教だろうな.

ちなみに多色だと値段がやや(1万くらい:割合にすれば大したことはない)高く,アクティブペンがついてこず,日本語キーボードとのこと.せっかくだし洒落てたのでピンクに.ちなみに現在のブログアイコンはこれ.

そしてこの度ダメ元で応募してみたらPCのモニターに当選.しょーもないブログだが継続は力なり.ちなみにこのシリーズ,結構最後まで比較対象として迷っていたもの.到着次第書きます.

aoki様

お世話になっております。
「デル アンバサダープログラム」運営事務局です。

この度はデル アンバサダー限定!XPS体験モニターにお申し込みいただきまして、誠にありがとうございました。

本モニターには、定員を遥かに超える多数の方からお申込みをいただいたのですが、事務局にて厳正なる選定の結果、
XPS 15 2-in-1」が当選されましたことをお知らせいたします。
ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。

今回はご参加いただいた方に「DAZN」を1ヶ月間お試しいただきます!
※詳細はモニター機発送時にご連絡いたします。

XPS 15 2-in-1
https://ambassador.page.link/yQao 

 

ゼミ19:瑞ノ電気貨物自動車

Battery electric propulsion: An option for heavy-duty vehicles? Results from a Swiss case-study

Emir Çabukoglu, Gil Georges, Lukas Küng, Giacomo Pareschi, Konstantinos Boulouchos

Transportation Research Part C: Emerging Technologies Volume 88, March 2018, Pages 107-123

内容

スイスのトラックの全体の実データを用いて,EV化の技術的限界を探すことを目的とし,EVの浸透度を調査した.特徴として,LSVA課税のためのHDTの電子監視に基づく.1年のトリップデータの走行距離と推定された平均裁荷量から,EVへ代替可能な運用の車両をカウントした.これらをエネルギーの総需要式に取り込み,燃料・電気容量に置き換えた.

EVのパラメータは,主にPlotkin and Singhの研究を参照している.パワートレインを置換し,タンクをバッテリーに置換した.なお過重な重量増大もあったためMPWの5%までの上昇を限界とした.こうした重量は,安全性,コスト,道路維持の観点からデメリットと述べている.また大きさから急速充電は現実的でないとして,緩速充電でそのものを交換するタイプを想定した.しかしこれでも時間はかかるので,時間に沿ったシミュレートをした.他の多くは,実現可能性は一旦無視された.まず現状の推定結果を参考データと比較してモデルを評価している.誤差は2.5%以内で概ね問題なさそうであった.

結果として,現状でシフトできるのは12%に留まった.また密度が大きくなっても充電時間がボトルネックになることが示された.そして密度と交換回数はトレードオフになった.電力量は年間で64GWhと推定された.これにエネルギーミックスを考慮すると,電化により却ってディーゼルよりCO2が増加した.密度と交換回数などからシナリオ分析もした.結果,スマート充電も必要だろうとなった.

導入には,荷重制限の緩和(短期的には特に),充電施設の整備が必要だとまとめた.

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感想◎

全数データがあるのは強いと思った.スイスは内陸の山がちな地形なので,日本以上に輸送の低炭素化は難しそうに思う.Plotkinらのも読もうと思う.荷重・重量への言及があったので,後でスイスの構造令と比較しようと思った.また充電の密度と速さと熱は盲点だった.

Fuel cell electric vehicles: An option to decarbonize heavy-duty transport? Results from a Swiss case-study

Emir Çabukoglu, Gil Georges, Lukas Küng, Giacomo Pareschi, Konstantinos Boulouchos

Transportation Research PartD: Transport and Environment Volume 70, May 2019, P35-48

内容

先ほどの続きとなっている.EV化が難しいため,別オプションとして燃料電池にフォーカスした.事実,航続距離や補給時間は有利である.現状はバスが主流で,トラックは2つしかない.そこで燃料電池の実用可能性とCO2削減効果を評価することを目的としている.

方法はほぼ同様である.既往研究より水素タンクは0.25kg/l,補給は30,60g/sなどとした.

トリップと容量より,倉庫で補給するなら30%置換が可能(MPW18t以上は25%ほど)で,ステーション設置で常時補給できると100%可能なことが示された.その際,年間8.21TWhの電気と143ktの水素が必要となった.これを既存のスイスのエネルギーミックスと,今のディーゼルのCO2排出量とで比べると,3割しか削減できなかった.そのため再エネの必要性が確認された.具体的にはPVで6.2km2という数値が示された.ちなみにスイスは,土地制約上再エネがほぼPVに限られる.

また補給を詳細に分析すると,タンクが大きい分,小型車よりも有利なことが示された.また補給の速度,タイミングで待ち時間が変化した.また必要なインフラとしてのステーションとも関連があった.また技術革新で補給の圧力(速度)が5倍に変われば,待ち時間はほぼ見られなくなった.

またCO2の排出量に関して感度分析をすると,パワートレインの戦略と,タンクサイズ,回生効率が有意になった.

先の電気自動車は大きな技術革新があったときのみ,実現可能性が高かったが,燃料電池は保守的な仮定でも可能だろうとまとめている.車両設計に関しては,より現実的だと思う.ただし,これも燃料源の再エネの開発とステーションの設置は不可欠になっている.

f:id:pytho:20191105151430p:plain

感想〇

全体を通して,燃料電池の方が現実的というのは意外だった.類似の方法で比較していたので読みやすかった.PVに言及されていたが,水素をおそらく昼の余剰電力で作るだろうが,どう作るかがいまいち分からなかった.ただPVとは,Li電池より相性が良さそうだ.ただ前回で課題が洗い出せているので,こっちの方が有利に考えられているという懸念もある.

TMS2019:バイク編

 

交通系研究室ということもあり東京モーターショー通称TMSへ行って参りました.

都合撮影と逆順ですがそこはご愛敬で.まずは主にバイクが強い会社から.

ブース位置としてはビックサイトの一階.

SUZUKI

HONDA

KAWASAKI

YAMAHA

よく知らん外車

就活暫定感想まとめ

土木系

鉄道各社:JR

事業の一致性:★★★
働き方:★
社風:★★
大手であればやっていることも多く面白そうではある上,専攻との一致も非常に良好.ただ社風が保守的で古い点は否めない.これは事業・収入の安定性という面からも比較的トレードオフなので仕方ないが.この点において,主にIT系とのせめぎあいが心の中で起きている.ちなみに私鉄は規模がしょぼいのでなし.大手ばっか狙って浪人しないか,は謎だが.ちなみに道路系はなくはないが,効率厨なのでそもそも車があまり好きでないのがネック.まあ首都高はカッコいいのでアリかも.卒研でもお世話になったし..?

デベ

大手三社

事業の一致性:★★★
働き方:★★★
社風:★
都市計画に限られるがかなりの一致を感じる.が,基本的に発注者としてプロジェクトの管理なので,実際はそこまででもないと考えられる.また社風が文系のウェイという感じがあるのが難点.さらに難関で研究の片手間に入れるのかという問題も.働き方・給料は文句なしというか全業界トップレベルだろう.

羽田空港ビル

事業の一致性:★★
働き方:★★
社風:★★
事業としてはデベに近いのでこのカテゴライズで.開発者というより普通の大きな不動産といった感じだが.大手に比べると,文系ウェイ的な社風は緩和されていた印象.良くも悪くも地味目なためか.ただ空港のシタモノの土木は国交省の管轄で,建築寄りになってしまうのが難点.そのため一致性は減点的な.

公務員

事業の一致性:★★★
働き方:★
社風:★

国交省

公共事業の雄.発注者という最強の立場.政策立案者の道もあるかもしれない.ただ激務だろうと.知らんけど.またいくらODAとかあろうと国内に引きこもりになる未来しか予想できない.ちなみに地方はない.というかマイノリティかもだが,全国転勤したい派.

JICA

その点こちらなら.こちらも情報不足.今月中旬話を聞く予定.アーカイブに乞うご期待あれ.まあ社会性は言わずもがなだが.JETROとかも産業へはデカいから,心移りするかもしれない.

建設コンサル

事業の一致性:★★★
働き方:★
社風:★★
こちらもこれから.ただ結構激務とは聞く.また所詮発注者の言いなりなのが面白くなさそう.デベ第一志望にするなら,ここが第二志望になるかな.

エンジニア系

プラント系

事業の一致性:★★★
働き方:★
社風:★★★
施設計画などの土木系としても広くエンジニアとしてもいけそうな気がする.正直あまり話を聞いていないので詳しいところは分からない.社風は陰陽の中間くらいで居心地が良さそうな印象.海外は往来なので!そこで短期生活を送れるのも面白そう.ただ先進国の機会は少なそうなのは残念.また工期にあわせてなので,その点はゼネコン的でしんどそう.その分,代休はちゃんとあるようだが..ちなみにゼネコンは上記の理由から,速攻で除外.

IT大手:NTT,ソフバン,楽天,,

事業の一致性:★
働き方:★★★
社風:★★★
エンジニアリングとしては大きくは同じ方向かもしれないが,なかなか違う畑ということになる.別に仕事の経験はないから,志望する分にはどうとでもなるが人生の大きな転換点となることは間違いない.そのため上記の分野に帰ってくるのはなかなか難しくなりそうな部分も.モノによっては,この中にも土木的事業もあるが.ただ社風などは,明るい工学部という雰囲気で非常にグッドなのでジレンマ.

その他

研究所・シンクタンク

事業の一致性:★★★
働き方:★
社風:★★
院に行った手前見えなくはない進路だが,そんなに研究は頑張れないかなと思う.

メディア:日経一択

事業の一致性:★
働き方:★★★
社風:★★★
理系としてそういった知識を伝える立場もありだろうと.実はこれは後付けで,ただ日経が好きなので就活イベント行ってみたら思いのほか良くて,惚れてしまったというだけ.まあこれに関連するような留学も行ったので.またこんなブログもやっているわけだから,なくはない.伝統的会社でありながら革新的社風もグッド.土木業界は見習って.むしろ私から革新するという人生も面白そうだが,鉄道系なんかは特に歴史的経緯もあって,抑え込まれそう..ただやはり伝道者よりはモノづくりの方が楽しそう.

JFE

事業の一致性:★
働き方:★★★
社風:★★★
ピンポイントで我ながら草.プラント系に近いものがある気がする.働く”場所”は同じと言えば同じだし.福利厚生とかが非常に充実なのは魅力.ただ製鉄業界のGHG削減という点における持続可能性は課題だし気がかり.またエンジニアといっても土木からはどうしても遠い.