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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

青森旅

これの続きで2日目.日付は2/17.

pytho.hatenablog.com

特急つがる

まずは青森に行くためつがる1号で青森を目指す.切符は前回書いたように途中下車の切符を利用.車両は交流専用で色々訳アリらしい.車窓はまず秋田の日本海側の景色.太陽光発電風力発電が林立している様子が見える.この地域は再エネのポテンシャルに期待.

次は八郎潟干拓の名残か沼っぽい畑.

さらに五能線リゾートしらかみクマゲラ編成を模した休憩室.リゾートしらかみに乗りたかったがスケジュールが合わず断念.これはお先にとくだねが土曜分が取れなかったため.

大館は縦貫鉄道経由か奥羽本線経由か貨物が運ばれているよう.部分的に複線だったりして線路は不思議だった.

車内はこんな感じで割と空いている.平日だしこんなものだろうが.多くの人は新青森までほぼ全区間乗車だった.また大鰐温泉の乗車も多めだった.

弘南鉄道との立体交差の様子.

秋田は積雪が少なかったが山間を抜けて青森に出ると世界が銀色に変わった.

かくして到着.

青森市街地観光

駅から沿岸の斜張橋が望め非常に良い.

のっけ丼

まずは有名らしいのっけ丼へ.1500円で豪華な盛り付けが自由にできる券が売られている.廉価版もあり.市場内を巡り中落をはじめとしたマグロやエビのほか,シラウオやアワビ,ヒラメをトッピング.これらはモノによって量と券の枚数が決められている.

ラーメン

お次にはしごになるが有名な地元ラーメン店へ.これはカレー牛乳ミソラーメンというもの.味の感想としてはタンドリーチキンっぽいなという感じで,思いのほかゲテモノでもなかった.また量も多めで値段は安価でコスパはいい.

ところで秋田に比べ青森は店員や街の人らの方言がやはり強いように感じた.吉幾三の波動を感じる.

沿岸散歩

次の列車までかなり時間があるので暇つぶしを兼ねて沿岸部で斜張橋を眺めつつ海風を浴びながら散歩.またこの近くにアップルストアではなくA-FACTORYというオシャレなお店を見つけたので寄ることに.というのも名産のリンゴに関する商品が多く置かれていた.なのでお土産を買った.関わりが深い人はご期待下され.ここまで経ってまだ行っていないのが闇なのはここだけの話.

弘前

そして青森で行きたかった腹ごしらえを済ませたので弘前へUターン.どうせ新青森へまた戻ってくるのだが...なぜこうも非効率な回り方をしているかというと営業時間の兼ね合いが大きい.横手では横手で1日潰せるほどモノがあるとも思っていなかったし,またのっけ丼のお店は16時で閉まってしまうため.

かくして弘前へ到着.実は乗り遅れて沿岸散歩していたため到着は日が傾きつつあり急ぎ足でねぷた村へ.主要な内容は下記の投稿を参照.

ねぷた

https://www.instagram.com/p/B8tAQpmBsnd/

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青森の祭りとしてやはりねぶたが有名だろう.ただこれは方言として表記ゆれがあり,内陸部ではなぷたと呼ばれるらしい.弘前ではねぷたとなっており,施設名もねぷた村となっている.青森にもこうしたものがあるが,弘前のものを選んでみた.というのもこちらが正式なルーツらしい.また展示の内容も非常によかった.

上記の通りねぶた・ねぷた祭りは地域差がある.青森はらっせーらーの掛け声で横に広いねぶたで駆け回り,五所川原は縦に長く,弘前は中間的になっている.そして弘前城に知られるように城下町であり,将軍に見せるものとして荘厳な傾向らしい.また特徴として扇形のねぷたが回転するようになっている.

そしてそれらのほか津軽三味線の実演もあった.なかなかリズミカルで面白かった.ほかにも庭園などの展示もあり,入場料は数百円で実演を含めれば非常にお得だった.

ちなみにここまでの交通費として市内の巡回バスが100円で乗れるようになっておりこれがお勧め.

弘前城

ねぷた村の隣に城があるのでそのまま立ち寄った.時間としてはまだ17時くらいでギリギリ明るかった.ただ見学は難しかった.というのも秋田よりはるかに雪深かったためだ.歩道は雪が避けられていたが城の公園内はされていなかった.さらに近くの北門はあまりメジャーでないようで南側よりもひどいようだった.こればかりはミスだったか.そのため靴はびしょびしょ.

そして寒く掘の表面は凍っていた.

以下が弘前城.有名な割に小さかったので残念だった感は否めなかった.また天守も閑散期なので入れなかった.

そして上記のように最先端チックな教育施設も.ここには学習施設もありそれによると弘前城は外濠まで保存されており保存地域が大規模なため文化的価値が高いとのこと.また弘前城関ヶ原の戦いの後に石高で城の大きさが定められた世の中で,石高に対して異例の規模だったらしい.というのも蝦夷地をけん制する思惑があったらしい.また建設に際しては,近くの不要になった城を建材として採用したらしい.

ところで下記のような御朱印もといごじょういんなんてものもあるらしい.

ちなみに私がこれまでに訪れたのは,松山城松本城・二条城が内部まで,姫路城・岩国城が近くまで,跡地では秋田城・福岡城仙台城金沢城がある.萩城や原城,岡城など様々巡りたい所存.

市役所前方面

弘前城を抜けて市役所方面には市役所があるだけあってか行政施設が多く見られる.新旧の図書館もあり旧の方がなかなかエモいらしいので日没を待って伺うと以下のような感じでなかなかいい感じの雰囲気だった.

また城郭もライトアップされ美しく.東京でもライトアップ・イルミネーションは多くあるがどれも一様な感じがしてこういったものがセンスがありいいように思う.ただ好条件としては雪が枝に少し積もっている時や温度感があり,条件としてはイマイチだったようでよりきれいな写真が見たい人は個人で探してもらいたい.

さらに近くには簡易的なミニチュアの展示館もあり市内の景観価値の高い建物が多く再現されていた.そこで帰り道中にこれらも見ていくことに.

しかし日没を待ってからまったり観光していたところ終電の時間が迫っていたのでやや焦り気味でバス停へ.まだ18時ほどだが首都圏までの新幹線の時間はかなり早い.

はやぶさ乗車で帰路へ

ということで弘前駅から新青森駅へ無事乗り継いでそのままはやぶさで大宮へ帰着.本当は新青森駅1階のレストラン街で夕食を済ませたかったが気が逸り新幹線改札を入場してしまったので諦めて駅弁を買っていくことに.

ちなみに切符はなんとなく見えるかもだが新函館北斗からのもの.なぜこんなバカな切符をと思うかもしれないが,これはえきねっとのお先にとくだねに合わせたため.これであれば区間北海道新幹線分伸びてしまうが下車前途と同様に乗車前途?を放棄することで利用できる.割引率が半額なので青函トンネルがあろうが割引率は依然として高い.設定者としてこのような利用はあまり見込んでいないだろうが.

停車駅は新青森から盛岡までいわて沼宮内を除く各駅と仙台,大宮,上野となっている.

停車駅の都合もあるがやはり整備新幹線区間で盛岡までは心なしか遅く感じた.札幌まで延伸すれば盛岡からは最速達で(八戸),新青森新函館北斗,小樽となるだろうから,停車駅も減って早くなってくれるのではと期待しておく.