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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

ファシズムの台頭と投資戦略

軍靴が聴こえてくるのは気の所為か。

はじめに

民主主義が危機的状況になっている。
許されぬテロ行為、民主主義を破壊 トランプ氏襲撃 - 日本経済新聞

これは共通して背景にファシズムの台頭を感じさせる。

学術軽視

原因は国民選択というより財務省の政策ミスの印象だが、結果的にファシズム的環境を促す側面がある印象。
大学予算の少なさの問題が顕在化している。
直近だと東大学費問題など。今に始まったことではないものの。

新興国の台頭

先進国が経済的優位性をとれないことが、国民の賃金に反映された結果として、保護主義が加速している印象。
同時に特に欧州は移民排斥と移民の極左の対立が激しい。
フランスは五輪にも関わらず、内ゲバの激しい様相だ。

構造的にはトランプ支持層も同様のカテゴリと言えるか。内陸白人と沿岸の対立の激化。
リバタリアニズムから照らせば、バカで愚かな集団なのだが。
結局、保護主義を加速したところで、輸出・販売できる品質でなければ、成長は見込めないのに。
結果的に新興国内部での自前生産を加速させて、長期的には先進国に損になる公算が高いだろう。
販売することで産業育成を抑制できていたのに。

軍部の暴走

あまり世の中では騒がれていない印象だが、これが最も怖い。
護衛艦の領海侵犯の問題だ。
中国を注意する立場でありながら、自身が注意される側になるとは。
攻撃ではないものの攻撃と見なされてエスカレーションを招きかねない。
満州事変の繰り返しはお家芸的だがゴメンだ。

裏金問題やハラスメントの頻発も心配だ。
特に文民統制が効かせられるのか。
次回の総選挙次第で悪化する可能性も高そうなのが余計に心配だ。

ポピュリズム

言わずもがな。
特に石丸の台頭、かつ若年層に受けているのが典型的な戦争前夜のような印象。

ちなみに弊社は文化的に結構石丸迎合派が多そうで憂鬱め。

実務派が務めるのが確かに無難そう。
直接民主主義の弱点が昨今晒されている。

案外、民衆はそこまで考えていないものだし、愚行権とはいえ。。

対応策:ヘッジ

戦争が発生すると、経済市場全体に影響が出ますが、その影響は戦争の規模や期間、地域などにより異なります。以下に、歴史的な観点から見た米国株と国債の反応をまとめてみます。

米国株の反応:**

  • 戦争が始まると、一般的には市場の不確実性が増し、投資家はリスクを避けるために株を売る傾向があります⁵²。
  • しかし、過去の戦争を見ると、戦争で米国株が下がるのは一時的であり、下がった米国株は買いである、というのが過去からの教訓のようです⁵²。
  • 例えば、第一次世界大戦第二次世界大戦の時期には、戦争開始前後は下落傾向にありましたが、その後大きく上昇しています⁶。

国債の反応:**

  • 戦争が発生すると、国は戦費を国債発行により調達しようとします²。
  • 大量の国債中央銀行が直接引き受けるとなると、市中に大量のマネーを供給すれば、すると通貨の価値は減少し、インフレになります²。
  • また、戦争が終わると、国債の元本と利子の支払いについては、消滅時効の制度があるため、その国債についての消滅時効が完成しており、元本や利子の支払いは受けることができません³。

これらの情報は一般的な傾向を示していますが、具体的な投資判断をする際には、現在の市場環境や個々の投資目標を考慮することが重要です。また、投資にはリスクが伴いますので、専門家の意見を求めることをお勧めします。⁵²⁶³

ソース: Copilot との会話、 2024/7/14
(1) 米国株長期投資家のための、過去約40年の間で起きた戦争から .... https://media.monex.co.jp/articles/-/18914.
(2) 戦争で経済はどう動くのか?国力/戦費/国債/株価 など戦争に .... https://smart-investlife.com/202108/book-war-and-economy/.
(3) 戦争が発生したとき株価はどうなる?世界情勢悪化時の投資 .... https://kabutoshimichi.com/2020/01/06/war/.
(4) 戦前や戦中に発行された国債は払い戻してもらえますか : 財務省. https://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04db.htm.
(5) 戦時国債 - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E6%99%82%E5%9B%BD%E5%82%B5.
(6) 日本国債 - 歴史と動向 - わかりやすく解説 Weblio辞書. https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5_%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%A8%E5%8B%95%E5%90%91.

金の上昇はこういう一面もありそう。
株特化だが、ぼちぼち債権比率を高める段階に入りつつあるか。

ほぼトラに備え

正直、直近のドラマチックな事件も相まって、存命の限りトランプが確定的か。バイデンの失言も手に負えない。
ただその場合の為替の方向性が読めない。
これは7月上旬の楽天証券の国際フォーラムでのイベントの講演の受け売りだが。
トランプが保護主義を加速する場合は、インフレやドル高になりそう。
一方で自動車を筆頭に円安を目の敵にしていて、円安抑制にアプローチがあれば円高に触れさせられる。
FX・ショートのポジションはとっていないが、米国資産と日本資産のリバランスが難局。

個人的な印象として、前者を織り込んで、直近FRBの利下げが予想より減少するのではないか。
すると米国は株安に落ち着きつつ、円安が維持されてしまいそう。日本株には追い風か。

また日本もいよいよ本格的に利上げに踏み切りそうだが、植田がタカ派に見えて意外とそうでもない。
さらにこれも受け売りだが、海外金融機関が円で資金を調達して、海外で大規模に運用しているのではないかと言われていた。
その場合、日銀の世界経済へのリスク影響度が大きく、及び腰になるのも理解できる。
国内産業はいよいよゾンビ企業を潰すべきではあるものの。

とはいえ軍靴が聴こえそうな環境込みでディフェンシブ安牌な環境は固定的か。
利上げ収益期待の金融株か、エネルギー・防衛産業の大型株、債権や金が無難そう。

特にアメリカは不確実性が高そうなので、オルカン系も曲がり角かもしれない。
NISAの参考事例の英ISAは国内産業の限定枠が生まれた。
昨今の個人投資家による貨幣流出による円安圧力も相まって、いずれ国内株限定の枠が作られるのも確定的に思える。
であれば、今のうちに日本株で仕込んでおくのが、超長期において強い戦略ではなかろうか。
貿易赤字超えるNISA円売り 月1兆円、海外株・投信人気 - 日本経済新聞