キャリアのテーマ
社会人歴1.5年が経った。
社風もあってか体感同期の2割が去った。
理由は様々だ。弊社に対するポジネガ色々な意見も聞いた。
ちなみに私自身はしばらくやめるつもりはない、かな。
また辞める辞めない問わず、スキルアップには皆余念がない印象だ。
これ自体はいいことだ。
私自身もその一環としてITスキルを伸ばした。
長期的には基本情報か応用情報も取りたく思う。
同期にも勤めながら監査系の資格を虎視眈々と狙う人もいる。
Tableauの研修が終わって、会社の仕事も色々と一段落つき、冷静に考え直す時間があった。
そうして直近を振り返り、未来を思考すると、何をそんなに焦っていたのかと思い直す。
弊社の給与テーブルにおいて、居座ることにどれだけのメリットがあるかは確かに疑問ではある。
とはいえ数十年のスパンで物事を考えてもいいように思う。
近視眼的すぎる思考ではまた詰みかねない。
なぜ会社を辞めなければならないのか、在籍しながら勉強して準備をしてもいいのではないか。
確かに同期には部署によってはかなりブラックなところもある。
ただ私みたいに比較的ホワイトなところもあるのだから、会社としてやりようはある。逃げるのも一手だが、その選択をする人間に未来はあるのか。
人事に相談するなり、上長あるいはさらにその上の上長に掛け合ってみてもいいだろう。
結局、人を納得させられれば、それは普遍的なスキル足り得るだろう。
そもそも大企業なのだから基本的には有利な条件が揃っている。
事業においても発注者的優越的立場にある。あえて逆境に行くのは勇気があってすごいが、正直効率的とは思えない。特にスキルが未熟な今の時期は。
私自身、社内・社外の転職を今まで考えていないでもないが、結局転職したところで未だ下っ端にしかなり得ない実感があるからこそ、動くに動けない。
この辺は妙に冷静というか素直に。
ここまで書いてはいるものの、危機感は理解できる。
特に総合職として何でも屋をしていると、特化したスキルがどうしてもつきにくい。
結局、本社企画系としてデータを扱っていようとも、周囲がExcelベースなので自身のスキルアップは見込めない。
体験談としてPythonの分析結果は複数部署で既に棄却されている。
これは私のストーリーテリングの不足もあるものの、社内的にこれでコミュニケーションを取る前提知識が圧倒的に欠けている証左でもある。
こういうフラストレーションは理解できる。しかしながら、やはりこれは自身のストーリーテリングの能力不足として、協働の道を探るべきと考える。
もちろん凄腕エンジニアのもとでデータサイエンスをしたら、大いに勉強になるだろうから羨ましいが、そこは総合職として入った呪縛のようなものだろう。
ただそうした中、結局社内外のアセットを利用出来るだけし尽くして、スキル開発を狙えば十分でないだろうか。
本もあるし、社内に同様のコンテンツを学ぶ同志もいるだろう。
最近ではUdemyやネットのコミュニティもある。
いささか同等感には欠けるものの、社内にはマクロを始め自動化スキルをバラマキ共有している。
あるいは先輩のPowerShellは大いに参考にさせてもらった。
ちなみに今後の個人的なホットトピックは、PowerAutomateとPyTorchとAlteryxだ。
後者のノーコード的なサービスは、ライティング能力に欠けるビジネス総合職組織にまさしくという感じで、若干嫌悪感もあるのだが。
とはいえここからは牛歩で行こうと思う旨を宣言してしまおうと思う。
これまでの学生時代含め、今までの過ごし方が真面目すぎた。
おかげで安寧の地:大企業総合職を得られたとは思う。もちろんここから成長すべきなのは最もだが、これまでのペースで続けていたらば、人生の本来的な目的である楽しみを失いかねない。お金という手段が目的化しつつある。
実際に積読も積みゲーもたくさんあるし、他の買い控えしている娯楽もたくさんある。
社会人となり金銭的な余裕が生まれ、時間的余裕が犠牲になっている今、ウェルビーイングに最大に資する活動にベットしたい。
などなど
そこで話は回帰して、別にさらなるスキル開発をすぐに行う必要はなくて、再来年くらいでもいいのではないだろうか。
勤め続ける限りにおいて、能力は微量ながら向上するのだから。
この点、修士でやや高齢(とはいえMax2年)で入社した分、同期と若干の価値観や体力の相違もあるかもしれないと思ったり。