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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

就活振り返りと総合職について

こんな感じなので,とりあえず雑に振り返ってみようと思う.

しっかりめのは動画か後日執筆のつもりということで.

ちょうど先週に飲み会をして就活についてガチで行き詰まり悩んでいたところで天啓に導かれた形で,今も正直驚きが隠せない.

社名の公表とかは,判断し難いので現状での明言は避ける.

ここまで遅れに遅れ,現状ここの一社しか内定がない状況というのも歪な感じがする.

本質的助言をいただいたリクルータには感謝しきれない.

ちなみにこの助言が,就活全体を振り返り反省する中でも非常に響いたのは,以下のリンクでも書いた通りだ.

有名企業でレクミーやビズリーチが登録や助言をしてくれ,してくれたら謝礼に1000円あげるというメールを定期的に送ってくる.その報酬は素直にうれしいが,これを商品にビジネスされるのも癪なので,あまり協力する気にはなれない.そもそも人材業界が死の商人みたいで個人的に好かないのだが.

せっかくなので振り返りで思ったポイントの1つを,ここでまとめておこうと思う.

総合職(二義語)

日本の就活において,大手企業をはじめとして一般に一般職と総合職という分類がある.前者が高卒を含めた実戦部隊,後者が大卒を基本編成とした管理職部門だ.さらに事務職,技術職などの分類を経て,部門ごとの配属となる.

ここまでは基本的で,そこで総合職はその名の通り広く業務に携わるものと認識される.しかし実際には違って,総合職には実は大きく分けて2種類ある.ここではFateシリーズに倣って真偽として紹介する.ただしこれは優劣が決まるものではない.そのためジョブマッチングにも繋がり,また就活の方向性として押さえておくべき事項だ.私はここを踏み外して,強力な学歴を持ちながらもESで落ちた.この経験より,このことの重要性が伝わるだろう.

総合職真

これは一般的に想像されるようなものだ.非常に広くの事業を扱う.一般的には文系就職的と言えるだろう.分かりやすいので深くは言及しないが,偽に比べ誰でもできると言いやすい.また広すぎる故,ミスマッチの可能性も大きくなる.特に事業規模の大きな会社では懸念になる.

下記の引用部分は私の実際のESだ.

pytho.hatenablog.com

総合職偽

逆にこちらは一般的に想像されにくい.ゆえに偽とした.言うならば技術総合職だ.それゆえ理系的性格を持つ.具体的には,私の体感として,JR,NEXCOなどはこちらに当てはまると感じた.総合職として一般職とは,業務,昇格,給与で明確に区別されるが,業務内容は狭い.技術面において,一般職を管理するという意味合いで用いられている.そのため社内の横断的異動は難しい.私はESでこれがしたいと書いたため,先方に響かなかったようだ.

以下典型的ダメES志望動機:書類落ち:筆者・私

全社でも土木科出身が多くいる貴社で様々な業務が行いたいと思ったため.後述のように土木も全体を通して好きで,土木に広く関われる仕事をしたいと考えている.そこで構造物の保全・管理と建設に近い拡幅といったハードと,ソフト寄りの混雑対策を行う貴社は魅力的だ.加えて土木に関わる中で事業やステークホルダーに対して網羅的に関われる発注者の立場が魅力に映った.こうした立場も生かして自身も励みハブ人材になりたい.そして硬直的な土木業界をより風通しの良い環境にしたい.

ここまで身近なことを綴ったが社会に対する影響も重要と考えている.特に最近では投資のESGを始めCSRが重視される.そこで地方創生や環境影響は重要だ.特に自身の研究と絡めると輸送の環境対策は必須だ.旅客交通は人口減少に対応するとされるが,貨物はGDPとも関連し伸びる上に高速の交通量の多くを占める.そのため輸送に関連する産業全体で社会として環境影響の低減を講じなければならない.アメリカではNikolaが燃料電池のトラックをリリースした.そして水素ステーションも設置している.特にこのインフラは貴社に非常に近い.しかし車両や単純なコスト問題で自社のみでは解決できない.そこで社会をいい意味で煽りつつハブ会社として先進的な取り組みを検討・実施していかなければならないと考えている.そしてこれは一例だがこのような働きを,私は貴社でしたいと考えている.

  • JR西

私は幼少期からプラレールを通じて鉄道に興味があった.そして土木を学んだ.そこで後述の通り土木の広い分野に興味を持った.そして事業者として主体的に鉄道を運営し,施設を維持する貴社に興味を持った.また自動化や「銀河」の運行などCSRとしても精力的に取り組み,また地理的に北海道以外のJR各社との関わりがある点を魅力に感じた.これより貴社の中で好奇心と知識からハブ人材となるだけでなく,ハブ会社として日本を盛り上げたい.貴社のインターンにおいて,人材流動の硬直化・縦割り化は課題と感じた.これを解決し様々な掛け算を引き起こせたらと思う.加えて土木的に影ながら人々の生活を強固に支えたいと思う.

上記は失敗例なので改善するのなら,土木分野の中でも構造あるいは交通に興味があり,そこで精力的に働きたいという論調にすべきだった.

思い返せば,これはJReにエントリーしたのちに,OBからコンタクトがあり訪問させていただいた際にご指摘いただいた.その時点でESを出していたような気もするが,軌道修正が遅れたのはよくなかった.

また上記は会社理念とのすり合わせなどもあまり行われていない.こういったインフラ企業にVUCAを説くのも得策ではなかっただろう.個人的には3月に提出して,その後の新幹線収入などの様子を見るに,あながち間違いでも無かろうとは思うが.マッチングとして構えるだけでなく,摺り寄せる若干の配慮,謙虚さも,現実問題として必要だった.

後日内定企業の面接とかを忘れないうちに簡単にまとめようと思う.