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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

サブカル:少女漫画志向

サブカルコンテンツ的なテーマで最近の余暇などについて記そうと思う.

書くネタとしては下記と類似した形になるかと.

pytho.hatenablog.com

上記では主にゲームについて記したが,そのゲームも3ヶ月で嗜好が変化したりした.冒頭に断ると,話が散らかった.

 

ゲーム

FGOはここにきて新規イベントが持ち直してきている印象があるものの,全くやらなくなった.前回も記したように,ゲームデザインとしてファンダメンタルでの課題が大きすぎる印象だ.純粋に作業臭いし戦闘が楽しくなくて苦痛だ.

プリコネも大分下火になってきた.ゲームデザインは良好だったが,コンテンツを飲み込めない.アニメもあるようなので,まだ1話も見ていないので,機会を見て並行消化したいところではある.

アズレン

同様のコンテンツとして,アズレンが自分の中では最近台頭している.こちらもアニメは消化していないので,どこかで齧りたいところだ.きっかけはホロライブメンバーの配信だ.艦これ既プレイでほぼほぼ引退ではありつつも,ライバルコンテンツとして逆張りしていたが,やってみると悪くない.エロ強めのコンテンツなのである意味人を選ぶきらいはある.ただ上記のコンテンツらも,SNS上での二次創作・イラストを見かけることが多いこともプレイする上での遠因だ.そことのシナジーは高めだ.また内容自体も,大戦期の艦船をベースにしていて艦これでの知識なども生かせる.知っているというのが地味にモチベーションに繋がらないこともない.ただ艦これは日本の艦船の進水した艦船が中心だったが,アズレンでは計画艦や海外艦も広く扱われているので,キャラ(艦船)の関連・因縁が幅広く面白い.

システムとしても,オートがありつつもシューティングなため手動の優位性が担保され,周回モードも適切な具合の印象だ.

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自分語りをするなら,先日の周年イベントで重桜(日本)の艦船が樫野以外揃い,選べる建造で長門も入手できたので,重桜艦隊が非常にいい感じだ.

ロイヤルも嗜好に合うし,ダイドーやフォーミダブルといった限定が惜しいものの,数が揃ってきているので,クイーンエリザベスを早いところ入手して,陣営パーティを強化したい.

着せ替えもビジネスとして巧妙だ.これにより収益の確保が行いやすいためか,キャラの入手性が高いのも,全体のバランスとして評価できる.樫野の限定衣装が欲しいのだが,期間限定ガチャで入手できなかったので難しい選択を迫られている.Live2Dの利用もうまい.

wikiより

イベント限定キャラを入手できなかった場合
ポイントを集める時間がなかった、運に恵まれず限定建造で爆死した等によりイベント限定キャラを入手できなかったとしても諦める必要はありません。
イベントでは先行実装という形で実装され、期間は空きますが復刻されたり、最終的には常設で入手できる手段が設けられたりするため、(コラボキャラを除き)永久に入手できなくなるということはおそらくないでしょう。
ですので、入手できなかったとしても諦めず辛抱強く待ちましょう。 

他にもL2D衣装は個人的な降順でこのあたりが欲しい.*つきは入手済みだが,思い切って買うのもありか...複数買うには課金が必須だが,うーむ.

 

Yosterはじゃんたまもやっているらしく,キャラコンテンツを昇華したビジネスモデルには舌を巻く.

 

 

閑話休題

最後にゲームとしては原神も気にはなっている.コンシューマ向けにもクロスプレイが実装され,基本無料なのは現代的な雰囲気を感じる.APEXなどと同様の流れだ.ただ裏を返すと買い切りで没頭できる今までのものと異なり,都度課金が頭によぎってしまうのは忌避感もある.

 

アニメ

で話題に挙がったアニメだが,ここのところ本当に見ていない.理由は単純だ.忙しいからだ.ただそれだけではない.Vtuberにハマったことも要因の1つだろう.最近見たアニメといえば,Fate HF,超電磁砲3,鬼滅,psycho-pass3くらいだ.かぐや様2期も見たくはあったが追えなかった.今季はひぐらしくらいか.来季は五等分の花嫁や約ねばの2期があるらしいので期待ではある.ただこうしてみると,新しいコンテンツを飲み込めなくなっている.SAOもアリシゼーションからほぼ見ていない.ただリゼロとかこのあたりはどうも人気らしいので,研究が落ち着くタイミングまで伸びそうではあるが,そこで見てみたいとは思う.

 

 

ニコニコ

 

あと関連して,サブカル系といえば,ニコニコもかなり斜陽な印象で,ここのところほとんど見ていない.SNS上でもリンクをそれほど見かけない.別段これについてはYoutubeが優位というわけでもない.ただYoutube自体がコミュニティページやコメント機能でSNS的性質を伸ばしている中,ニコニコは匿名の保守的な姿勢に見受けられる.一時期流行った例のアレもここのところかなり下火だ.というか5Gがやってくる時代に無料でHDで流せないプラットフォームというのもどういうものかと感じてしまうのはユーザのわがままだろうか.

 

Vtuber

www.youtube.com

www.youtube.com

Vtuber自体は動画にもあるように,新たなサブカルジャンルとして確立されたと思う.バックグラウンド・ベースとして,アイドル声優の存在も大きかったように思う.彼女らが声と外見だったが,声優という本業に対して外見で勝負する矛盾に対し,オタクの界隈の中でも意見衝突があった.Vtuberはそういう観点でも,矛盾を解消していると言えるのではないだろうか.また声がよくとも,こうした背景で日の目を見なかった人の活躍の場にもなっただろう.個人的には行動力のある層が報われた点が評価できる.見方を変えれば,デジタルタトゥーにもなるが.

 

ドラマ

昨季はちゃっかりドラマも久々にリアタイで見ていた.話題の半沢直樹ではなく,ナギサさんというものを見ていた.

半沢?

半沢は現代歌舞伎として文化的にも高く評価はできると思うが,とどのつまり大衆向けのエンタメなので,私個人にはそれほど刺されなかった.これは逆張りとかではなく,脚本に気がかりな部分が生まれてしまうことなどによる.少し話題になったのは,劇中で半沢らが一般的な(個室でない)居酒屋で守秘義務に相当する話題について,普通の会話をしているという指摘だ.他にも分かりやすい表現として,現実ではないような周囲の動きとかが,どうしてもいちいち細かく気になってしまった.

ナギサさん

一方のナギサさんは痛快娯楽でもなければビジネスがトピックでもなく,恋愛系のエンタメだ.主人公のMRとしての働き方は現実では乖離があるかもしれないが,それがメイントピックではないのでさほど気にならない.主題である日常生活が等身大に作られているのが好印象だった.主役の演技もよかった.

ジェンダー観も自然に現代的だったのが心地よい.この点半沢は働く夫に支える妻の構図が裏に見え隠れする印象もある.チームに女性が入ったのはよかったが.ジェンダーについては別に私自身は男なので,ぶっちゃければ女性蔑視の方が社会的にはやりやすい.利己的にエゴを丸出しにすれば,当然の帰結の理論だ.ただ組織として見れば,この影響は甚大だ.男性蔑視もまた悪で,対等で正当なことが求められるべきであるのだ.これは年齢と能力,年功序列成果主義の問題にも当てはまる.

さらにそうした前提の上で,本人の自由意志は最も尊ばれるべきだ.

 

以降ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

タイトルにもなっているナギサさんは,優秀なキャリアを持っていながら,本人の意志によって,社会的には評価の低い家政夫という仕事を選んでいる.これは劇中で周囲から問われることもしばしばだ.日本において重くのしかかる世間体というやつだ.このナギサさんはさほどメンタルタフネスというわけでもないが,うまくやれている.恐らくこれは劇中での周囲の理解が大きいためだろう.現代日本においては非現実的な環境と言える.そういう意味で本作はフィクションだ.ただこうした虚構が桃源郷として,私には非常に魅力的に映った作品だった.また恋愛パートも純愛的で健全で,不快感が全くなかった.

家政夫ナギサさん 管理職世代も学びたい見守る包容力|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE

 

comic-days.com

 

まとめ(無理やり)

漫画といえば少年漫画が王道とされがちだが,少女漫画の文学的で情緒的な描写はもう少し評価されてもいいように感じる.のだめやちはやなど光るものは案外多いが,華美さに欠けている印象なのが惜しい.

前述のテーマとも関連させてまとめるのなら,ニコニコのコンテンツは男性的なものしか残っていない.Vtuberは女性は女性的な発信ができるだろうが,男性側はそういった繊細なテーマは苦手めな気がする.そういう系は見ないので情報不足だが,オラオラ系が未だ多い印象がある.これはジャンル全体の課題かもしれない.ただにじさんじの剣持なんかはそのあたりうまいようにも見える.また女性側も現状男性への戦略がレッドオーシャンと化しているわけなので,ありがちだがメイクやダイエットのテーマを扱ったり腐女子的なコンテンツに集中したブルーオーシャン戦略も一考か.