PCとか周辺機器を導入した環境で一ヶ月は経ったので,ぼちぼちレビューも兼ねて振り返る.
PC
PCについて言えば,端的にやりすぎた.これに尽きる.
CPU
結局研究でも対して負荷の高いことをやるわけでもなく,状況的にPCゲームに熱中できるわけでもなく.3000番代Ryzen7が完全に腐っている.現状であれば,旧世代Ryzen5でも十分だったと考えられる.まあそれだけ余裕があるので,CPU温度などは何も問題にならない.付属のファンも大きくてパワフルで気持ちいい.
メモリ
メモリはクロームを使う都合,16GBで正解だったと思う.デザインも全体の中で良好に目立っている.ただCPUと同じように,周波数はもう少し低いグレードでよかったかもしれない.比較もしてないので分からないのが正直なところではあるものの.ただメモリの余裕は心の余裕.
GPU
GPUはどうも調子がよくなさそう.原因は分からないが,スリープ復帰時に画面が映らないことがしばしばある.CPUやキーボードは動いているようなので,出力系統に問題がありそうで,GPUではという具合だ.モニタも一応2つ用いているので,そちらではなさそうだし.
ただこれはAndroidエミュレータの影響もありそうなので,これを消して様子を見ることにする.GPUについてはいずれ換装を考慮した最廉価グレードなので壊れてしまっても別段問題ではない.ただ前述の画面出力がない問題で,何度か無理やり電源を落としているので,SSDなどに影響が出ないかは心配だ.
あと定期的にファンがうるさくなる.普通に2画面出力で動画を流すだけでもなるので,性能が低いのがネックなのかもしれない.ただタスクマネージャを見る限り,負荷は低いので単に発熱しやすい特性っぽい.とすれば高負荷は厳しいか.
SSD
SSDは快適だ.500GBなのでまだ余裕がある.若干発熱が気になるので,状況を見てヒートシンクの増設も視野かも知れない.
電源
電源も絶好調だ.正直適当に買ったが,安定しているし,ファンが煩いこともない.まあ負荷が低そうなので,ゲームとかを本格的にやったら今後どうなるかだが.
総括
まあそんな感じで全体的にオーバースペック.予算もかなり使いこんでしまったので,これなら手持ちのノートにドックを繋げるのでもよかったのではと思ったり.
ドックは割高感があるが,PCの新規購入に比べれば安い.その分浮いたお金で,モニターや椅子などの周辺機器をグレードアップできる.後悔するならそこかなという感じ.ただノートは充電しながらだと発熱が酷く,ドックに繋いでデスクトップのように酷使するのであれば,熱暴走していたかもしれないので,これでよかったと思う.ノート用のヒートシンク導入も一手だが,そこまでやるなら新規デスクトップでよかろう.
ただ自分の覚えではドッキングステーションは2万はくだらないと思ったのだが,今調べてみたら1万以下にも魅力的なラインナップがある.純正が高すぎたのか,在庫処分か,技術進歩なのか分からないが,正直あまり直視したくなかった.
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周辺機器
あとは周辺機器の話.といっても買い増ししたのはキーボードだけだが.
キーボード
当店では、VARMILOの桜、パンダ、海の音色、森の妖精キーボードの日本語配列しかお取り扱いがないんですが、「日本語配列だから買わなかった」って方どれぐらいいらっしゃいますか?👀 pic.twitter.com/S7wk6ufPTu
— ふもっふのおみせ🌏eSports業界の武器商人 (@fumoshop) 2020年9月29日
クソリプはしないけど,私が該当する.
Varmilo
Varmiloのデイジー軸は概ね満足だ.キーが過不足ない.ただキースイッチが静かでも,キーキャップがうるさい.
VARMILO DAISY Switch Keyboard Typing Sound
軽すぎるゆえにミスタイプも微増.
脱線:デスクレイアウト環境とブックスタンド
ちなみに今は模様替えしてこんな感じ.右のブックスタンドが地味に便利.プリントを見ながら効率的にPCベースで作業できる.
RK61
話を戻す.
RK61の方は闇が深い.茶軸の感触は思いのほか好印象だ.ただここまでやるなら青軸でもいいようにも思える.
個人的に気に入っているのは,キーキャップの文字がバックライトに透けるところだ.なので暗所でも視認性に優れる.またRGBで色味やバリエーションも良好だ.
ただ猛烈に不満な点が1つある.矢印キーの不便さだ.これがスラッシュのキーと被っているので,そこの入力だけFnを同時押ししなければならない.?に至ってはシフトと3キー同時押しだ.タイピングはコマンド入力ではない.またフルサイズと異なり無理やり押し込まれているので,触った感じどこか分からない.そのためブラインドタッチ的に操作すると,下を押したつもりが右を押していたりする.これがなかなかにストレスだ.デリートも独立ではなく,バックスペースのFnなので地味に厄介だ.
これは60%の省スペースのジレンマだ.ぶっちゃけ私はこの不便さを許容しがたい.そのため次回コンパクトキーボードを買う際は,コンパクトさと機能性が両立した65%を買おうと思っている.
最後のこの商品の特徴として,日英の切り替えも通常のUS配列の`+AltだけでなくFnの入力が必要になる.キーボードの角3点の同時押しのイメージだ.しかも入力順序がある.機会の多めなこの操作でこれはやや厳しい.
Which shine do you like?
ちなみに現在の使い分けとしては,ちょっとした利用はRK61,長時間作業はVarmiloにしている.
そのうち研究室に持っていったりでRK61を出先で使うかもしれないし,メルカリで売るかもしれない.
ゲーミングチェア
実は先のブックスタンドの裏にカタログがあったりする.
買ってはいないが購入を前向きに検討中だ.研究も入社後も自宅での作業が多く見込まれるためだ.結局座ってみなければ分からないので,五反田の関家具のショールームに行ってみた.ぶっちゃけそこらの電機屋のコーナーの片隅とかでもよかったかもしれないが,学校からも遠くはないので.
久しぶりに大岡山は工事が進んでいてびっくり pic.twitter.com/Yzk5g7SAMG
— AOKI Takashige (@aochan_0119) 2020年10月12日
ネット物色
ちなみにネットで物色してよさそうだと思ったのは下記とか.
最後しれっとデスクなのだが,2つ目の椅子のメーカページで,アマゾンで見かけてほしいものリストに入れていたものがあったので,参考に付記した.椅子の話をしているが,スタンディングデスクというスタイルもまた魅力だ.
ちなみにこれもショールームにあって,ついでに現物を確認できたのはよかった.安っぽくはないが,なるべく安く作ってある印象だ.言い換えればコスパはよさそう.
で,2つ目の椅子はソファ的なのが,既製品に比べてアウトロー的で面白い.まあサイトの伊織もえが気になって仕方ないのだが.
で,で,ショールームで実際にいくつか椅子を試した感想.
- フットレストは必須:ないと作業中の小休憩に休まらない
- ランバーサポート(腰当て)は非常に快適だが高額すぎてコスパが微妙:Ergohuman
- ロッキングはコスパ的に微妙なラインだがやはり欲しい:ただリクライニングの手動調整でも容認できそうな貧乏性の自分がいる
- 材質は個人的にはファブリック優位:メンテは悪いかもだが座り心地がいい
- メッシュ系も玉石混交だがいい
- オットマンはあると便利だが,コストに見合うかと言うと微妙
- 肘置きも同様
10~15万するErgohumanというのを試して快適すぎてビビりました.ただ値段を聞いて,それ以上に驚いた.ココ会長の100万ベッドなんかにしても,往々にして価格は機能に対応するが,その線引が非常に難しい.
長く使うことを考えれば,この高額さも容認できるかもしれない.
ただ先にPCについて示したように,それなりのスペックでも満足できそうな自分がいる.
ちなみに上述のリンクが希望価格3万ほどの水準で,ゲーミングチェアのエントリーモデルとしては標準的な水準だと思われる.
ちなみにちなみに現在使っている椅子は,ニトリで5年以上前に買った7千円の安物で,高さ調節の油圧パイプがヘタっている.早急に買い換える必要があるのは確か.
10年使うと考えれば,1年の減価償却費は1万だし安く見える.都市計画の一貫で経済学的な勉強を行ったり,行動経済学について読書もしてきたが,いざ実践となると難しいのが人間の心理だろう.