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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

先週末聞いた話

先週末下記のウェビナーに参加したので簡単にまとめておく.

 

旧軍港4市鎮守府日本遺産シンポジウム 2021年3月13日(オンライン・Youtube Live) - こくちーずプロ

これは下記でも示していた.

 

pytho.hatenablog.com

 

時間の都合ダブルブッキングになってしまったが,ウェビナーであれば2窓で両方に参加できるのはいいところでニューノーマルだ.

東日本大震災10周年シンポジウム|イベント|企画調査委員会|公益社団法人 日本都市計画学会

 

都市計画学会関連でいえば,下記も非常に気になる.

ただやはり書籍代ではあるものの有料になってしまうのが心理的ハードル.

ましてや都市計画の専門家としてのキャリアを進むわけでもなく.

『都市計画の構造転換』刊行記念シンポジウム|都市計画法50年・100年企画特別委員会|公益社団法人 日本都市計画学会

 

それから著者はやはり有名な方々で見知った人が多い.

実際に会ったことがある人もいらっしゃる.

東工大の中井先生,埼玉大の久保田先生,高専の都市計画の合宿でご一緒した早稲田大の森本先生だ.

裏話的なのもあって,私のボスは久保田先生にお世話になったらしいのだが,その私が埼玉大学から研究室に所属するという政治的な観点で難しい問題.

確かに専門の勉強としては特段の強いこだわりがなければ,工業系の私見としては,国立大学の先生方はみな素晴らしいので優劣はつけられないと思う.

ただ東工大でよかったと思うのも事実で,研究以外の留学などの他のカリキュラムややはり就職活動における有利カードがある.

 

 

話が脱線したがまず高専関係者を中心にまとめられた文化財保護の話をまとめようと思う.

端的な感想としては,呉にまた旅行に行きたいだった.

そこで今回知った文化財も見に行けたらと思う.

具体的には呉鎮守府長官邸や入船山記念館だ.

また先日の呉旅行では日取りを誤り大和ミュージアムに入れないという大失態を犯したのでそれも然りだ.

 

あとそもそもで思ったのは,鎮守府高専の立地関係の抜群さだ.

高専士官学校ではないが,重工業,技術屋として鎮守府:海軍と高専の関連性が深かったのだろうと考察できる.

そのあたりの全国的,包括的な分析の話もあれば面白かったが,2窓で若干集中力を書く中,そういう話はなかったように記憶する.

 

話は文化的な話というよりは,やはり現場の高専教員が関連しているだけあって,工業的アプローチがとられていた.

文化財に関するこうした話は聞かないので,そういった面では目新しく面白くもあった.

文化財をBIMや振動調査として3Dモデルで保全を図ったり,ドローンによるレーザー点群データの収集を図ったりという具合だ.

前者は建築系,後者は電気系で,様々な寄り添い方がありそうだ.

 

また技術集積地としてか,猫じゃすりという道具や海自に親しまれる清酒の千福というのがあったりするらしい.

 

またホスト,キーノートスピーカーともにZoomに慣れてなさそうなのは,偏見かもしれないが地方,高専だなあと思うところだった.

DX頑張ってくれ..

 

 

震災の方は資料が公式ページに残されているようなので,詳細はそちらに譲れるだろう.

やはり学会関連ということもあり,特に前半は硬めな話の比重が大きかった.

個人的に共感したのは原発関連の災害対策基本法を作るべきという指摘だ.

一般の自然災害は完璧ではないかもしれないが存在するのに対し,原発事故に関するこうした規定はない.

原発事故は放射線により復旧スパンなど異なる点が多く,既存の汎用的同法の適用には限界がある.

法の不遡及の原則もあるため,今回の福島の事故への適用は難しいだろう.

しかし将来の反省,語り部としての明文化としての意義がある.

 

また都市計画として都市の存続に関する話題もあった.

IJUターンは他の地方も同様に課題とするところである.

福島イノベーション・コースト構想

上記の構想などにより箱物的側面は否めないものの,つくばの研究都市のような産業集積も見込めそうなものである.

ただ指摘もあって,空間的箱物が先行し,草の根の生活基盤が疎かともあった.

 

また現地の公務員,一社からの話は,内容としては柔いものの,多様な意見が集積される点でよかったと思う.

 

次週には第二部があるので,こちらも期待だ.

 

 

最後に関連しそうな話として,この辺書いていたのが懐かしい.

 

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