今週末は宣言も明けて,各方面に遊びに行った.
依然,対策を意識しつつ独りだが.
ただ東京ゲームショウ(TGS)も開催されており,VRにより自宅からも参加できるとのことで覗いてみた.
VR機器も買ってせっかく持っているので.
後から調べて知ったのだが,Oculusでのスクショの操作方法に精通しておらず,あまり写真は撮れなかった.
Oculus Quest 2 でスクリーンショットを撮る方法 | Lonely Mobiler
またそのスクショもFacebook経由以外はローカルでの操作が必要なのが難点だ.
Facebook傘下なので当然とはいえ,あわよくばGoogle Photo,Twitter,せめてグループのInstagramは直接に通らせてくれ.
さらにLinkのようなコードレスのニアバイシェア的な機能があるので,Bluetoothか何かにしろで,さらに楽に共有させる機能は欲しい.
ここを渋るとユーザ体験のリーチも失速するのではないだろうか.
まず今回の取り組みとして,場所と時間の制約が緩和されることがいい.
一般的にこうしたイベントは,湾岸地域の大きな施設で,9時17時のような印象もある.
しかしそうした地域に行く必要もなく,時間も深夜でも可能だ.
当然だが極論,ネットワークの遅延が気にならなければ,理論上地球の裏側のブラジルからでも参加可能だ.
私事としても,日中は普通の営業時間に従った博物館などを来訪していたため,時間の重複を回避できるという点で,1人のユーザとしても高いユーザビリティを感じるところだった.
そうした環境的利点をまとめたところで,肝心のイベントの感想だが,まとめると普通という印象だった.
確かに仮想空間上でイベントが行われているのは面白い.
ただ案外物理的で保守的な空間設計に思われた.
また縮尺も気持ち悪かった.
マガイマガドやガンダムなどの大きなものから,ソニックや桃鉄のキャラクターなどもいる.
仮想空間上ならこれらを存分に原寸比にした方が,独自性もあるし,絶対的で面白そうだ.
物理的に保守というのは,まずメモリの都合か部屋が分けられていたこと.
ここはリッチに単一の大空間から各部へアクセスできるとよさそうだ.
また基本的に平面上を移動する形式だった.
アバターも人形なので無難だが,VRの独自性を活かすなら空を飛んでもよかったと思う.
さらにこれは賛否両論,個人差があるだろうが,VR上でのコントローラでの操作,左手移動,右手視点が微妙だった.
まず単純に酔ってしまう.これはVRに慣れが必要か.
また概ねの展示は平面的な動画を見せるようなもので,そもそもVRの必要性が曖昧だった.
サードパーティらには,今後積極的にVRでのコンテンツ,広告展開することを期したい.
ただ会場は謎の光が舞っていたりしてリッチでキレイだった.
サマーウォーズや楽園追放的なSF感を強く思わせる.
しかしディティールを見ると案外チープに見えてしまうので,ポリゴンをベクトル化したらいいように思う.
すれば随所で感じた重さも効率的に解決できるだろう.