ここ最近、仕事が忙しく、ここでの記録が疎かになっていた。
実のところ、日々日々の仕事での日報により、アウトプット欲が満たされて気味だったところもある。
とはいえ、その情報も社内ネットワークに留めるだけにしてしまうのは、我ながら惜しく思うところもあるので、今後は私の私用のメールにBCCするのも面白いかなと思ったり。
かなり時間が開いてしまったので、積もる話も多いのだが、今回はニュース系を自分用のメモも兼ねてまとめる。
とはいえ、最近はレコンメンドAIが優秀すぎて、概ねそこからピックアップしたにすぎず、その好みは自分の色がついているとはいえ、これが「私のもの」と言い切れるのは悲しいかな怪しいところもある。
一貫して興味があったのは先日も軽くまとめたがメタバースだ。
仮想空間メタバースの衝撃 テレビ・ネット超えの予感: 日本経済新聞
MIT、ハーバード大学などがEduDAOを設立、Web 3.0技術の研究を推進 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン
NFTはメタバースと直接関連するところではないが、関連性は高いと考えて並列させた。
ここで面白いのは、既存のブランド企業が参入したことだ。
個人的にはメタバースにより完全に世界が新設されると思いこんでいたが、実際のところはリアルの資本関係もあってかやはり影響をかなり受けるのだろう。
現在は人形のアバターが主流だが、Vtuberやアニメキャラの一部にもいるように、非現実は既存の人形という枠組みに留まる必要性もない。
そうした市場がどの程度盛り上がるのか、そこで誰がオーナーシップをとっていくかは興味深い。
ひょっとしたらNIKEが同様にチーター型アバター向けの靴のNFTのデザインを作って売るかもしれない。
そんなものはニッチで現代の同人作家に近いアーティストの小銭稼ぎかもしれない。
Webの今後の構成も目が話せない。
これもメタバースを関連させられる。
私自身メタバース初心者ではあるが、仮想空間でも空間である以上、番地がある。
現在のインターネットにおける番地といえば、IPアドレスかURLが挙げられる。
特にURLの概念は、仮想空間上の番地に類似するところがあるように感じる。
今はウェブサイトごとに非連続なページ空間となっているが、遠い将来では仮想空間が非連続的に繋がり、別形態の”ネットサーフィン”としての仮想空間散歩もできるかもしれない。
考え直すとこれはストリートビューの焼き回しにすぎないので、もっと革新的なものを期待したいところでもあるが。
一方で前途洋々とも言えない暗めな話題もある。
以下はもう少しビジネスに比重がある。
これは以前から感じていたことで、どこかの本の流用だが、現代はインターネットプラットフォーマーと独禁法の戦いの時代だ。
データが新たな石油と言われる時代だ。
そこで巨大企業のこれ以上の発展は、極めて難しい局面に移りつつあると言えるだろう。
英競争当局、旧Facebookに売却命令 画像共有Giphy: 日本経済新聞
MaaS提唱者「夢が信頼を築く、コントロールしようとするな」 | 日経クロステック(xTECH)
サンポさんが言った通り、全てをコントロールしようとする企業はその意識から変えることが非常に重要だと思います。企業単体の利益ではなく、より広い視点とオープンマインドでオープンイノベーションを起こすことがこれからは求められるでしょう。日本の大企業は市場のあらゆるエコシステムを支配しようとしがちですが、それではユーザーからのフィードバックを適切に受け取ることができなくなってしまいます。
ECにしてもD2Cが台頭している。
開発が簡単になりつつあるGitやQiitaでのノウハウ共有の環境の影響も大きいだろう。
私自身も都度の個人情報入力を煩雑に感じつつ、推しのグッズ販売やPCガジェット類をD2C経由で購入した。
社内のWebアプリの研修でも、その開発の平易さを実感した。
実際には金銭の授受は、より慎重さによる難易度があるだろうが。
ビジネスにおいては、先日のトヨタのEVのラインナップには驚いた。
なによりあの量と密度の情報でありながら、一切の流出がなかった点はもやは怖いくらいだ。
そこで併せて豊通の電池材料の確保も周到で舌を巻いた。
商社は化石燃料がオワコン化して厳しいかとも思ったが、会社によるものの思いの外時代に適応できている。
豊通、米ロス港設備の水素化で実証 地産地消で脱炭素へ: 日本経済新聞
新卒・中途、いずれにしてもキャリア関連もやはり興味がある。
どのみち今の会社に長くいるとも思えないし、継続的に情報収集は続けている。