まえ
コロナショックによる金融市場のボラティリティの増加について気になったので下記を見てみた.最初は肩書などから惹かれたところがあったが,話している内容が非常にロジカルにまとめられているのが好印象だ.
金融は素人だが,日銀は万策尽きているので投資家からはさながら舐められているだろうしどうしたものか.というか彼曰く,金融の歴史において利下げが長期的に効果がないというのは度肝だった.であるならば中央銀行の存在意義とはなんなのだろうか.
投機商品としてビットコインを買っていたが,本当に民主通貨として暗号通貨でもいいのではないだろうか.ただここで1つ懸念なのは,国固有の通貨の消滅によるデフォルトリスクの共有の可能性やそのバランスのとり方だ.余談だが私の金融の見方としてはどこかの本の受け売りなのだが(名前は忘れてしまった),日本国債の累積額は大きいが結局のところ日銀が自国通貨を大量発行すれば物理的には解消できるので問題にはならないだろうという考えに賛同している.むしろこのくらいして円の価値を下げないと,こうしたUncertainty(VUCA)の世の中における慢性的な円高は避けられないのではないかとすら感じる.
次はこちら.類似するが不動産投資についてインタビューなどを中心に構成される.選考を受けるパーク24の地主側の捉え方の把握に見始めた.それ以外にも建築士Gメンによる中古物件の審査などもやっていて興味深い.
そしてこの人.といってもこの人自体が特におすすめというわけではない.この人はいわゆるガチの専門家の人.そこで下記ではDaiGoのスキンケアについて警鐘を鳴らしている.専門家とタレント有名人,ソースとして信頼性が高いのは言うまでもない.ただ現実に難しい問題として後者の方が目立つし,こうした人を信頼するというのがしばしばあって悩ましい.
さらに最近の彼の投稿で非常に気になるものがあった.ワニくんの漫画についてだ.
これを電通が悪いとして取り上げている.しかし結果としてこれは関連がないことがクリエイター・電通の双方向から発信されている.そのため下記の内容は訂正されるべきだ.しかし3/23午後9時現在,特に訂正やお詫びは見られない.彼はこの動画の中で電通を痛烈に批判している.個人的に電通に対する嫌悪感は同様に感じ,世間としても以前の過労自殺事件などで悪い印象が残っているだろう.そこで彼が下記で述べる嫌儲バイアスとの関連も考えられるだろう.しかし電通は無関係であったのだから,その点については謝るべきだ.
最近,彼のTwitterもフォローしてみたのだが,ネット右翼寄りな分かりやすい攻撃目標への批判が多く心に引っかかるものがある.また電通の関連については動画のチャットでもその旨が書かれてもいて訂正する機会には恵まれていたのに逃してしまった.ここで彼は炎上によって注目を集められるから成功だと述べている.これは彼自身が現在行っていることそのもので皮肉だ.炎上についてはホリエモンの手法は有効だがほかは失敗ばかりと言わざるを得ない.特に今後はコンプライアンスや信用がますます重要になり,中長期的な目線で損失になりうる.
さらに彼はグッズ展開について消費者が求める段階で行われるべきだとして様子を見るべきだとしている.これは正しいだろうが,目線を変えるとそうでもないように思う.炎上回避ではそうだが,せっかくのヒットのビジネスチャンスを中小クリエイターとしては逃せない.そこでピークにおいてジャストタイムでマーケしていくことこそが重要だろう.さらに火消しの対応も非常に適切だった.こうした取り組みもあって個人的にワニ君は非常に成功だったと絶賛評価したい.
一方,彼についてはずるずると評価が落ちてきている.また彼の動画は「〇〇大学の研究によると~」というのが枕詞になっている.これはTwitterで見かけたのだがこうした言い方はアカデミックとして望ましくない.こうして一般大衆へ伝えると研究内容が大学ブランドによって担保されているように感じられかねない.その点彼は念押しをしてはいるが十分とは言いにくい.さらに研究も必ずしも正しいとは限らない.これは私が学部時代に担当教員に言われた衝撃的な言葉であり今でも印象に残っている.そう,どんなに業界の権威でも人間である以上間違いは起こす.これはいくら査読をしても0になるとは限らない.そのためにもクリティカルシンキングが重要なのだ.懐疑的に自分で考える頭が重要なのだ.彼がどれくらい本気で大学で研究をしていたかは知らない.しかしアカデミックを引用するのなら,もう少し誠実で品位ある振舞いが求められるだろう.彼は心理学を中心に社会問題など様々なコトにコンテンツを広げている.しかしこのままの姿勢ではいずれかアカデミックの逆鱗に触れることになるだろう.それと重要な補足をすると,アカデミックに造詣が深いほど断言を避ける”傾向にある”.私自身も事実と推論を語尾で言い分けるよう努めている.これはクリティカルシンキングが進化してか研究の結果だからといって言い切れることが少ないからだ.却ってエセほど断言して聞き手を安心させようとする.気を付けるために知っていて損ではないだろう.
これは何も彼だけに限った話ではない.YouTubeも最近はSNS化してきて,社会問題や流行っている話題に乗る風潮がある.その中でスピードが重要になっているようだ.そうした中でファクトチャックはますます重要になってくる.消費者の求める素早い答が求められ数字に表れるだろうが後ろを振り返るようなことも重要だ.
最後に私の座右の銘でここは締めようと思う.
こちらは謙虚に議論できて評価できる(ダイマ)
3
下記で動画を見てだらだらしていたと述べたがこんな面白い動画もあったので紹介・記録しておく.
上記の最後がエモエモでてぇてぇのでオタクに勧めたい⚓
そこまではあまりにもバカすぎてわらけてくるのでエンタメとして◎
ホロなので前述のココ会長と同事務所.
ここからはいずれもNiconicoのコンテンツだ.
まず就活のグループワークを皮肉にした長編.とりあえず(初回の冒頭と)最後の回を見ればいいと思う.まあ私には関係ないかなあという感じだったのでエンタメになったが,人によっては耳が痛いかもしれない.
以下は題の通り剣盾のremix.ただのremixでなく音楽について解説されているのが非常に良い.この投稿者はこれまでの歴代のポケモンBGMもアレンジしているので必見だ.そしてこれを見て剣盾とSwitchが欲しくなってしまった.それと動物の森も.欲しいものリスト貼ってみるか??
最後はメーデー民でおなじみの人もいるだろうこれ.不謹慎ではあるが事故の教訓に学ぶという非常に意義が深いものだ.エンジニアの倫理教育の題材としても使えるものがあるのではないかとも思う.現場猫の源流ともいえるだろうか.ヨシ!