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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

推しに貢いだら箱が世界一位だった

この度とうとう推しに貢ぎました!!ホロライブ二期生の百鬼あやめちゃんです.みんな見てください(ダイマ)!!!!!!

pytho.hatenablog.com

www.youtube.com

特にもうじきデビュー2周年も近いので!!!

というか個人的にはこれが大きかった.今回貢いだのはメンバー課金.月額500円で限定動画やスタンプ,コミュニティが利用できるサービス.

推しだしメンバーとして記念を迎えたい心理があった.まずは課金第一歩といったところ.

SCはしばらくしないとは思うが,2周年でボイスやグッズが発売になるので,そこはお察しといったところだ.ちなみにコラボの香水が発売されて,興味本位で実は既に買っている.

ガチで涙止まらん pic.twitter.com/ALpA82PSfx

— アメレル (@amereru) 2020年8月20日

なかなか非公開アーカイブ動画が復活しないが,記念までには復活させて欲しいところだ.他のメンバーは復活しているので随時で...

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で,推しの話をしすぎてもなので,箱の話に話題を移す.

というのもSCでの収入の世界中での上位の多くを,日本のVtuberが占めていることが話題になった.ただ事実を書いても面白くないので考察する.

まず一般に言われるのは,海外のストリームはTwitchが主流なので,これらとの比較ではそれほどではないだろうという点だ.妥当だ.というか言語の規模を考えれば,日本が1位になれる道理はない.日本で登録者数1000万人を突破したYouTuberがいないことが証左だ.

ただこれでは詰めが甘い.ファンコミュニティのあり方を比較すべきだ.ここではホロライブにトピックスを当てているので,同様の海外女性Twitchライバーと比較する.

海外でも囲いのような文化は存在する.ただそれは揶揄されることが多い.これはRedditなどでもしばしばネタにされる.これをココ会長の動画で知ったことは言うまでもないが.

https://i.redd.it/jqwp83hn5bg51.jpg

これに対しYouTubeを中心に活動するホロライブでは,ファン同士のコミュニティ・団結が上記のように芽生えている.肯定する文化がある.これには成長性を感じる.そういう意味で掲示板での対立煽りなどは愚の骨頂だ.

さらに海外ではクールジャパンとして,アニメが人気だ.これらを加味すると,言語の壁は高いものの強い将来性を感じる.

Vtuberはぶっちゃければ,既存の生主に絵師を掛け算したものだ.ただビジネスとしてこの構造が非常に優れていた.

さらにココ会長なら英語力によるバフが強すぎた.世界一位たる所以だろう.

これはホロの継続的なbilibiliでの積み重ねも実を結んだところだろう.こうした海外展開を見据えた動きが,グローバル展開を容易にした.ぶっちゃけお互いに言葉もよく分からない他のメンバーの海外の配信は,特に本人らの苦しいところもあっただろう.ただ現在のYouTube配信で海外勢を広く多く取り込めていることは,結果的に大きすぎるリターンだろう.

毎回恒例になりつつあるにじさんじとの箱での比較だと,この違いの影響はかなり大きいと考えられる.またそれに向けて,ホロが大きな目標を持ってメンバーを指示?していたのに対し,にじさんじにはそれぞれが自由にできるというのが違いだ.ただ前者の方が組織として優れている(詳細は下記リンク参照).ホロは社長の発言ネタがミーム化したとはいえ,最終的にAKBのようなアイドルを目指すコンセプトが明確にある.一方でにじさんじは,組織としてどうしたいのかよく分からない.公式でエンタメと書かれているが,ふわふわしている.

pytho.hatenablog.com

考察海外ニキもいて草

https://www.reddit.com/r/Hololive/comments/i0gdqm/a_discussionanalysis_on_the_current_state_of_the/

アイドルという点で,メンバーをアイマスよろしくプリンセス,クール,エンジェルに分類するshitpostも面白そうだと思ったり.

ただ後手感はあるもののにじさんじも海外ライバーが進んでいる.今後の伸びに期待だ.

海外比率について推測したが,国内でも差があると考えられる.にじさんじはホロライブに比べ,ニコニコ動画で切り抜きが多く見られる(個人の感想).これは単純に人数差も考えられるが,国内の視聴者層が違う可能性がある.ニコニコ動画は利用者の高齢化が指摘されている.こうした人がにじさんじに肯定的と推測できる.ホロのアイドル売りとの相性問題なども推察できるので,この点は微妙なところではあるが.ただ生主文化を育んだニコニコと,それに近い配信を維持するにじさんじシナジーは高い.現状ニコニコが斜陽だが,持ち直せれば強い.

また最近の価値観の変化という環境に支えられた側面も推察できる.例として,ソシャゲのガチャ課金が挙げられる.これは無形の財だし,一過性も高めだ.少し前はサービス終了すれば何も残らないとして,ガチャ課金は一般に敬遠されていた.ただ今となっては,課金しても批判されることはほぼない.市民理解を概ね得た.推しへのお布施やサービスを支えるという言い分も人権を得ている.これはSCにも構造的に似ている.そのため影響があったと考えられる.既存のキャラデザが中の人に依存するように形を変えたという見方もできる.

ただガチャの射幸心を煽るやり方や,他人がいい結果だけをSNSに並べてしまう構造は,私は問題だと思う.

まとめるとSCの加速する要因として,

  • 海外へのマーケ
  • ファンの相互肯定的文化:健全なコミュニティ
  • 組織としての明確な方向性・目標
  • プラットフォームの利用者層・ポテンシャル
  • 無形財への理解の環境

を考えた.

最後に以下は神回なのでおすすめ!これがきっかけでメンバー入ったまである.

www.youtube.com