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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

島根旅:振り返り編

pytho.hatenablog.com

作品ごとの感想は現地でメモしていたのだが、記憶が曖昧になってしまったものもあるので、あえて原則原文ママにしてサボることにする

建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い @石見美術館:グラントワ

写真


付属の洒落たランチ

特徴的な中庭

名物的な内面のドーム形

豊かな空間、コンクリートの柄・質感

夜景でのポリゴン感と個体差と各点の中にもある反射のグラデーション

内藤廣さんの企画展。
企画展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」

設計図、模型のほか、赤鬼、青鬼としての内藤さん自身の分人的振り返りが面白い。
赤鬼は感情寄り、青鬼は理論寄りのバランスさせる会話が記されている。
しばしば発注者や施工者らも脳内で登場する。
この点はもはや小説な感じで、それも相まって図録の厚みが増す。

海の博物館

立ち上がりは垂直ながら、確かに柱から枝分かれする感じとかはガウディに近いものを感じた
思い出しやすいからかもだが
pytho.hatenablog.com

黒の家

二階と斜面の橋
緩衝帯のテラスよき

織りの家

立面狂ってる

千歳烏山駅付近の住宅

境界の限界目一杯
屋根立面詳細
軒による流れ込み?

ちひろ美術館

モジュール化による増築可能性
コルビュジエ

牧野富太郎記念館

代々木体育館ぽい
屋根の母線のスパンを伸ばしてトラス組は現代的か?
耐風力?

当初の空間が通り焦点が定まらない感じ
渋谷然り
グラントワは異質
箱型の瓦で閉じた矩形の塊

動画
森の中の光量の変化
仄暗さ

中庭の水の反射を軒にすればもっとよかろう

日向市駅

銀座渋谷的
余裕の天井と局面

駅建築ブーム
大阪駅
旗の台

徳山駅図書館

当初の抜け感が薄い面長のファサード感で

bim, cadの歴史、変化

九州大学椎木講堂

ケンジントン駅的
モダンな半円
講義との使い分けは絶妙で効率的

復興祈念公園

上からは弓矢のよう

朝倉氏、40ハウスインオンハウスの相似形
切妻系がノスタルジックで日本的
その断面のアシンメトリー的なのも多い

はといどう
プレキャストコンクリートといいポストテンション好きだな

とらや

鹿島だったが一悶着なるほど、?
関わる発注者側のリテラシーが高いがち

切妻中央を破壊して展望にしたり天窓の壁にしたり

紀尾井清堂

同じくリテラシー
しかし要件、目的ないとは技術的には用途地域とか…

展示室緩急

硬い壁とアーチが確かにいい音響

案外土木、公共性への言及

卒業制作

若気の至り
精神の暴走、赤鬼
厨二的にも
吊り橋
吉阪が先生ならさぞ

五所川原ドーム

神奈川芸術劇場
確かに壁の塊は面白い

明らかな駄作も
西武セゾン時代
カリスマ…

TSUTAYA代官山

多様性も◯
確かにオペレーションの課題は言う通り

鎌倉山山荘

まさに五重塔
心柱的rc
軒の深さ

石川県立図書館

モジュール化と中庭はグラントワ

そういえば高知駅?の四差柱もガウディ的

和光大学

高低差はすずかけ台にも
あそこも団地的だけど局所的に面白い
そもそもグランドレベルが

窓際のファサードに並行した階段が多い
渋谷然り景色の変化を楽しみたい?

平屋へのっぺりしたシェルが多い

ホテル


予定では温泉津あたりを見込んでいたが、直前で空きがなく、同市のビジホを利用。
ただビジホながらチェーンでないので、独自色が程よくあって個人的な満足度は高かった。
特に漫画の取り揃えが絶妙で、ビジホというよりもはや満喫だろうと。
ただ満喫より広くてキレイで快適、ただし価格は高めというところ。
連泊できそうなレベルだったが、さすがに漫画はどこでも読めるので、軽く済ませるに留めた。
しかし気になっていた推しの子は最新刊まで読めて満足。

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石見銀山

通り道にある世界遺産なのでせっかくなので行ってみた。
まあ世界遺産と観光的な面白さが比例するわけではないけどね。





しかしやはり産業革命以前の江戸時代などの産業対象そのものが残っているのは、貴重で興味深い。
洞窟自体の面白さもあった。
しかし観光コースは安全性の観点で近代の坑道に限られていた。
また展示用の照明をエネルギー源として、坑道に植生があるのも副次的なものだろうが面白い。

正直、石見銀山のメインはこの洞窟で、他にも昔の屋敷や資料館があったが、そこは割りと普通。
当時の説明資料としての起し絵で鉱脈を赤線で図化しているのとかはそれなりに面白かった。


その後、玉造温泉までの特急は動物との衝突だとかで大遅延。
公共交通旅の悪いところが出たね。

玉造温泉

夕食

玉造温泉 若竹寿し - 山陰の天然鮮魚と地酒

地酒の李白、関東でも飲んだことはあるがやっぱり地元で飲むのがまた旅情かと

名物で映えるプレミアム海鮮丼を注文
卵やいなりなどからゲソ、トロ、穴子などバラエティ豊か

札にあったキカナというのがまったく聞いたこともなかったので注文してみた
割りとあっさりめで筋肉質だった印象

翌朝は軽く散歩して次に
全般的に日程がかつかつだった

ホテル

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やはり周りが本格温泉で高価な中、ゲストハウス的コンセプトを強みに価格が安価なのが◯
夜ご飯も特段ついていないが、上記の店が近所なのもシナジーある
さすがに一人旅だと、あまり旅館でゆっくりという気にもなりづらい

足立美術館

庭園


確かにキレイではあったが、キレイすぎて作り物感も強かった。
いわば鏡花水月で、庭園でありながらそこに入り込めないのは残念さもあった。
その点では根津美術館やそれこそ庭園美術館とかの方が、トータルではいいとも評価できうる。
すべては価値観次第か。

とはいえ滝を作り込んだり借景としての力の入れようは凄まじい。

日本三景の蒔絵タンスが展示冒頭で印象的だったが、こうした景色のシナジーを感じたりも。

魯山人

鉄製透かし置き行燈
織部籠型花器
電気スタンド
蒔絵?!葡萄朱碗
書を陶器に

ビーフシチュー完売

1130とかなり早めというか1巡目の入店だったにも関わらず、限定のこれは売り切れでやむなし普通のカレーを注文。
席はやや手前側で景色力は弱めだった。

大観

足立美術館は庭園の印象のみで、その収蔵品はあまり興味もなかったのだが、地方とは思えない充実ぶりで驚いた
近代の日本画が充実しているほか、新館には現代の王道系の風景画も多くあった

近代日本画横山大観が中心になりつつ、同時期の類似する人も多く所蔵しているようで、企画展のサイクルを回しているらしい
横山大観は東京都近代美術館の生々流転が印象的で、わりとあっさりした絵の印象を持っていたが、足立美術館には鮮やかな作品もあり、特にそれらが印象的だった

紅葉と愛宕路だ

愛宕
松と紅葉のコントラストが庭園に近接
遠目は茶色


いたちキュウリの非写実性の精神性、物語性
季節暗示に関する言葉

紅葉の背景の青!鮮烈な鮮やかさと調和
緑青や金泥もバランス
全体の右隻のバランス
遠目にも鮮やか
中秋の月の光

橋本関雪

動物に寓意的でパキッとした線
れいよう
はっこうしているような色の曖昧さ
孔雀ももやっと色を重ねている
動物、少ない色に豊かな濃淡の動物表現

武陵漁夫
幻想的、桃源郷
ゴツゴツした線と
淡い色味とぼかしグラデーション

榊原紫峰

秋草
菊の立体感
全体的な色の強さとしつこすぎない構図
西洋的写実性と日本的構図

白鷺のスピード感の姿勢
背景の点々とした水草も残像のよう
静物も西洋的でいい
りす、目白の生態もうまく

出雲大社

日本中の神様が集まっているらしかった。
そのせいかお賽銭箱がそこら中にたくさんあるし、いずれも行列ができていて凄かった。
せっかくなので周回してもよかったが、現金をほとんど使わないせいで小銭がほぼなかったので、二箇所くらいにしか結局お賽銭はしなかったというかできなかったというか。

神事の行事の日程とは被らず。




しめ縄は確かに大きくて凄いし、男神のシンボルもかっこいい。
ただそれ以外は割りと有名どころの大きな神社と大差ない印象でもあった。

サンライズ出雲


予定通り日曜の夜に出発して、その足で翌朝東京本社に出社
ちなみに揺れが酷くてポケモンスリープはうまく機能せずw

コロナ明け初かと思ったが案外最近乗っていた。
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次回は瀬戸内の美術館めぐりでお世話になるかな。