AOKI's copy&paste archive

高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

杞憂民に杞憂する

こんなこと書いとる場合とちゃうんですけど,杞憂なので杞憂しときます.

で,何の話かというとV(Vtuber)界隈の話.

pytho.hatenablog.com

今回のテーマは忙しく時期を逸したが,カバー株式会社と任天堂著作権の問題.

note.com

概要は上記のものがよくまとまっていると思う.

ここでは運営法人を責めたりはしない.

杞憂というのはファンに対してだ.タイトル通り杞憂民に杞憂している.これが本当に杞憂ならいいが.

この問題を通して以前から宗教対立のような構図はあった.この問題は下記の筆者や前回の記事に詳しい.

note.com

それが今回の著作権問題を通して大きくなり炎上した形だ.

著作権として,企業の社会通念的責任として,これは大きな問題ではある.ただこれを対立煽りに使われていることが些か度し難い.

まず著作権において,親告罪/非親告罪の問題がある.一般に二次元界隈において,著作権は元来グレーな問題になっている.そのため厳密にはアウト寄りな同人活動も,概ね許されている.ただこれを決めるのは,権利を有している会社で,第三者は第三者に過ぎない.大手企業である任天堂が,ホロライブの活動を全く知らないわけない.問題があるなら,企業間で訴訟や和解を含め必ずやりとりがある.それは基本的に当事者間で行われるもので,ファンの与するところではないだろう.収益のセーフ・アウトも任天堂が決めるところだ.それを水を得た魚のように,対立煽りに使うアンチに辟易とする.

今回の問題は,私自身が対立煽りを好まないことに加え,その道具が姑息な点にある.アンチの多くは対立煽りという構図から,にじさんじのファンであることが予想される.そこでホロライブを貶すことにより,にじさんじの評価を相対的に高めたいというのが狙いだろう.ただこれは大きな間違いである.第一にVtuber界隈が成長途中であり,その邪魔になってしまっていること.第二に両箱は相互のコラボをしている上,ライバー同士も仲良しなのに,それに水を差してしまっている点.ファンがライバーに求めることとは何だろうか.楽しい配信を通して笑顔になれることだ.これを箱の対立で潰してしまっていいのだろうか.コラボの面白い動画も多数ある.最近でいくと以下は特に面白いので,V界隈に詳しくない人にもぜひ視聴していただきたい.

www.youtube.com

www.youtube.com

そして,ましてやVtuberという新たな面白いCool Japanらしい新文化の萌芽があるのに,それを摘み取ってしまっていいのだろうか.そのような杞憂でした.

さらにプラットフォームの課題も感じる.私がこれら対立煽りの動画を見たのはいずれもニコニコ動画上においてだ.これはYouTubeにそもそもサジェストされず,加えてサジェスト汚染を意識的に避け,ニコニコは自発的に動画を探していることに起因する.そもそもニコニコ自体が落ち目だが,こうした悪質な動画が目立つとプラットフォームの質の差はますます広がるばかりだろう.比して一般的な切り抜きもニコニコで目立つものは少ないし,単純な再生数も惜しい状況だ.

ただ今回,明確化した問題点,反省点もあるだろう.その点も付記として杞憂しておく.まず権利の厳格化がやはり必要だろう.特にYouTubeやTwitchが流行してゲーム配信が一般化する中で,そのガイドラインを明確化するとともに,配信者らへの情報周知していくことも重要だ.配信者なら説明書を読むようにガイドラインを読めという声もあるだろうが,現実,説明書が読まれないのは周知のとおりだ.行動経済学的にも言えることだろう.

pytho.hatenablog.com

ゆえに工夫が必要だ.特にこういった権利関係は文字数が多くてとっつきにくい上,分かりにくい.これらをかみ砕いて周知していくのも新たなCSR的側面と言える.これは何も任天堂に限った話ではなく,行政をはじめとして社会全体に言える問題,流れだ.

www.youtube.com

 

またこれらのまとめとして,当然ながら,企業の裏方の仕事っぷりも求められる点は変わらない.今回の件は後手後手で炎上までしてしまったので,事前の対策と,対応の態度を再検討すべきだ.若い界隈だから仕方ないけど,といった論調で擁護されることも多く,その節は確かにあると私も感じるが,あまり続くようだと先に待つのは淘汰だ.モデリングやトラッキングの技術開発と同等にコンプライアンスもやはり重視される.特にコンプライアンスについては新たなものでもないので,中途採用や外注を駆使すれば早期の解決が見込めると考えられる.

最後に皆に刺さりそうなツイートで締めておこう.ピークエンドの法則.

まあ私は実名で推してますけど.謎マウント.

pytho.hatenablog.com

定期報告:就活

有名企業ばかりを特に洗練もされていないESで受けたので,前半戦は結果的にボロボロで二度手間を踏むような形になっている.

pytho.hatenablog.com

臥薪嘗胆だとか言っていたが,悠長だった.ただ実際問題,サイレントなのか選考待ちなのか分からなかったので仕方ない部分もあると正答化もありかと.というかこの情勢において,案内がないのもどうかと思うところも.一方で合格者には手厚いだろうから,これが社会の厳しさか.

それでもパーク24はスカウト型経由だったためか最終まで案内していただいたが,最終であえなく落ちた.

そこでメンタルが少しやられ,企業の弾を補充・装填し,並行してゼミ準備でそれなりに忙しくなってしまったここ数週間.ブログもYouTubeも手に着かずで,就活が落ち着いたら本格的に再開しようかというところ.

そんなこんなで二次やらで,6月から改めて就活本格化といった感じ.コロナの混乱が収まりつつもオンラインなので,個人的にはやりやすくて助かる.

で,大手ECのスカウト的選考案内があり,喉から手が出るほどといった感じなので,ダメ元な気持ちで受けることに.

ここで得るものが多かったと感じる.というのもESや面接の心持ち,エッセンス,ポイントを教授いただいた.

簡単にまとめると,

  • 目標設定:特に数値で
  • それに対する具体的行動
  • 過程での困難
  • 目標の結果
  • 課題・反省点

という感じだ.さも当たり前のことだが,意外と意識的に書くことは難しい.特にすべてのポイントを網羅的にというのは,意識的でないとできない.

そこでこれらを意識してESを書き直してみた.ガクチカ600字以内だとこのようになる.

高等教育機関において,さらに上の環境を目指すべく,受験対策を主とした勉強に努めた.具体的には高専から大学への編入学と,他の大学院への外部進学の受験を経験した.いずれもマイノリティで苦労する環境だった.しかし前者は先輩の記録や過去問などの情報を多く集め,後者は研究室の友人も偶然,志を同じくしたので協力して乗り切った.英語は苦手だったので,まずTOEIC550点を目標にした.他の数学と専門科目は,これを補えるようそれぞれ8割以上を正答することを目標にした.いずれの試験も,英語の重要度が低いという情報を研究室訪問で得られたので,効率的に合格率を高める行動ができた.大学では友人がいたため,分からない問題を2人で考えることができ,より理解が深まった.具体的にはノートのスキャンを共有したりした.また書類や日程の確認,モチベーションといった勉強以外の面で支え合える場面も多くあった.特にマイノリティとして,精神面は重要だったと感じる.一方で,得意不得意で受験科目が若干異なったため,そこは自己努力の範囲になってしまい惜しかった.さらに並行して,本業の研究も手を抜かないよう注意した.高専ではミクロな交通行動を分析し,大学では橋をシミュレーションし,大学院ではマクロな交通・環境を研究している.そうして信念不抜を貫き挑戦することで,いずれも志望校の合格による栄転を果たすことができた.

ここでは改善したもののみとりあえず示す.落ち着けば新旧の比較も面白いかもしれない.さらにここには会社の理念といったエッセンスも加えている.我ながら,過去のものに比べかなりいい出来だ.こうして振り返ると,ESの添削もしてもらわなかったし,かなり自己満足なものだったと反省する.振り返ればOB訪問で指摘され,挽回の機会はあったが逸していた.

そんなこんなで現時点で1次面接を突破し,とんとん拍子に進みつつある.結局最後がキツイので,現状ではなんともなのが本音だが.

また学校の就職課が主催するセミナーにも参加した.ただ上記の教授に比べると普遍的で刺さるものは少なかった.ただ学校独自のシステムなど知らないことも多かったので助かった.

全体として,こういうエッセンスや情報があまり発信されていないように感じるのは非効率を生むような気がする.たしかにそうした情報収集や相談も重要だが,自分でできるに越したことはないし,そういった環境が望ましいように感じる.ひがみだが.

セミナーでは外部進学の強みとして,そのものの挑戦した経験や多様な研究室・環境を経験した多様性が挙げられ,比してエスカレータではその特筆される専門性が挙げられると述べられていた.

それから陳腐ながら東工大として理工系の研究・実験やその人脈が挙げられていた.

就活,特にESについて思いなおすのは,単純な自己アピールではなく,企業へのすり合わせ:特に大企業ほどということ.詳しく知らないけど,新卒社員へ会社が投資していると考えれば,ESは銀行に提出する事業計画書的なものとも考えられるかもしれない.ともすれば,これまで自身が自分に酔ってマッチングだなんだ言っていたのは,失敗してしかるべきという感じだ.加えて東工大と高学歴だからこその慢心だったかもしれない点は否めない.責任転嫁的だが,学歴フィルターの逆の悪い効用,功罪かもしれない.

最後に軸についても,言語化する機会があるので,このブログのファンダメンタルでもあるので付記する.

会社の事業領域の約10年の中期的な成長性,ポテンシャルを重視している.一言ではイノベーションのジレンマを克服できるかとなる.最近はコロナウイルスに代表されるVUCAにより,既存の枠組みではトラブルへの対処が難しくなっている.また企業の淘汰も進むだろう.その中でVUCAに強く,そして成長分野であることを重視している.これは安定性ではなく,適応性や柔軟性,冗長性を指す.また既存の利益重視からESG重視へのパラダイムシフトも起こりつつある.投資家の顔色や企業の投資も同様に重要になる.こうした流れに乗れるか否かを軸としている.仮にこうした流れに乗り損ねると,かつての日本の電気メーカのように大きくても没落する.そうならないよう世界の流れを俯瞰して,適切な投資により安定的な成長が可能な環境かが重要と考えている.その上で若手の裁量や社会的意義の自己実現の可能性を加えている. 

cf:

WS カテゴリーの記事一覧 - AOKI's copy&paste archive

さらに蛇足.メンタルをやられて心の安寧を求めて色々な情報収集をして面白いなとか思ったり思わなかったりなやつ.

bunshun.jp

news.livedoor.com

gaishishukatsu.com

www.youtube.com

読書欲

実際のところはゼミに内定獲得にすべきことは山積み.

一方でストレス解消・娯楽として本も読みたいところ.

ここで大学生の強みとして附属図書館があるが,コロナの影響で厳しく制限されてしまった.

ここに自由に行けるようになったら読みたいなあというものをリスト化して残しておく.

ちなみに一斉メールによれば,弊学のしばらくの方針は下記のとおり.学費免除でどこかのタイミングで登校すべきかと思われるが,郵送になるか.

1.第2Q及び夏期期間中の授業実施方針(概要)
〇第2Q 期間(6/22~8/8)においては,第 1Q 期間に引き続き, オンライン授業を実施します。
 なお,卒業・修了に係る研究のため特別に登校を認められている者(下記4を参照)を除き,
 自宅等で授業に参加することとします。授業受講のために登校することはできません。

〇夏期期間中においては,原則として実験やグループワーク等のオンラインでは実施できない
 授業科目を実施します。なお,我が国並びに首都圏の状況によって実施を断念せざるを得ない
 場合には7月中旬ころまでにお知らせします。 

さらにこれに併せ図書館の対応が下記のとおり.

担当教員の解釈によれば,不可よりの可能とのこと.

新型コロナウイルス感染症に対する本学の方針に基づき、附属図書館では6月22日(月)からサービスを限定して開館することを目指し、準備を進めています。

開館にあたっては、本学の方針に従い、段階的かつ限定的にサービスを提供いたします。具体的には、以下のような制限を設ける予定です。

  • 対象者:研究実施のための出勤・通学が許可されている教職員・学生
  • サービス内容:研究実施に必要な資料提供(貸出・複写)
  • 利用できるスペース:地下1階および地下2階
  • 入館人数や利用できる時間帯を制限する場合があります。
  • 原則として閲覧席の利用はできません。

https://www.libra.titech.ac.jp/info/news/20200529

夏休みは夏休みで実験と,就活・インターンへの影響も避けられなさそうだ.

また度々当ブログで挙げているTOTALやアントレプレナー,AI副専攻とかやりようもなくはないが,この混乱な上,内定もないのでなしよりのなし.

それに加え問題なのが通学定期券.昨年度末に更新していたが,学校に行かない以上あまり使う機会がない.南方へバイトの往復に使えはするが,日数も少なく費用的に微妙なところだ.ロスカットすべきか難しい.ただ後期になってから,再申請して買いなおすのも,それはそれで面倒くささがある.(窓口発行になるため)

下記が前述の読みたいリスト.多く挙げたが開いてみてさらっと流すものもあるのであっさり済んでしまいそう.

civil engineering

インフラストラクチャー概論 : 歴史と最新事例に学ぶこれからの事業の進め方 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

202Xインフラテクノロジー : 土木施設の商機を大胆予測 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

決定版!グリーンインフラ | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

建設テック革命 : アナログな建設産業が最新テクノロジーで生まれ変わる | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

謎解き!橋の維持・補修 : 老朽橋探偵と学ぶ | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

新設コンクリート革命 : 長持ちするインフラのつくり方 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

人口減少時代の鉄道論 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

city & architecture

RESASの教科書 : リーサス・ガイドブック : あの街はなぜ賑わうのかデータが地方創生を加速する | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

キーワードでわかる都市・建築2.0 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

NEXTOKYO : 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

生き物から学ぶまちづくり : バイオミメティクスによる都市の生活習慣病対策 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

鉄道デザインの心 : 世にないものをつくる闘い | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

ピュリツァー賞受賞写真全記録 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

地域に希望あり : まち・人・仕事を創る | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

business skills

デザイン思考の教科書 : 欧州トップスクールが教えるイノベーションの技術 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

デザイン思考の教科書 : 欧州トップスクールが教えるイノベーションの技術 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

世界を戦慄させるチャイノベーション : China+innovation | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

起業の科学 : スタートアップサイエンス | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

Factfulness : 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

technology

MaaS : モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

自動運転で勢力図が変わる | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

workshop

ワークショップでつくる防災戦略 : 「参画」と「我がこと意識」で「合意形成」 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

大学イノベーション創出論 : 東工大発・未来社会DESIGNの挑戦 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

大学とまちづくり・ものづくり : 産学官民連携による地域共創 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

social issue, econ etc

ポスト資本主義 : 科学・人間・社会の未来 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

資本主義、社会主義、民主主義 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

日本のマクロ経済政策 : 未熟な民主政治の帰結 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

MMT現代貨幣理論入門 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

モラルの起源 : 実験社会科学からの問い | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

LOHAS Engineering Lifestyles of Health and Sustainability : ロハス工学 | 東京工業大学附属図書館 蔵書検索

化石燃料や如何に

自動車登録規則:分類番号:ナンバー

 

分類

1

普通貨物車

大型・中型トラック,セミトレーラ,
中型登録ハイエース

2

普通乗合車

バス,定員11人以上

3

普通乗用車

サイズ/排気量の大きな*車,
乗用登録ハイエース

4

小型貨物車

軽トラ,小型貨物登録ハイエース(ハイエースバン)

6

小型貨物車

自動車登録規則の一部を改正する省令(昭和59年7月6日運輸省令第22号)までは「小型三輪乗用車」。改正の際には「77」から使用することとされた(昭和59年7月6日 施管第5号)。

 

5

小型乗用車

3以外のファミリーカー全般

7

小型乗用車(&6と同様)

 

8

特種用途車

特種なセミトレーラ,緊急自動車

9

大型特殊自動車

フォークリフト

0

建設機械

 

*小型車分類の定義:全長4.7m以下,全幅1.7m以下,全高2.0m以下,総排気量2,000cc以下(ディーゼル車は無制限)

 

交通センサスにおける普通貨物車以外の貨物車(軽貨物車・小型貨物車・貨客車)は,4・6ナンバーの小型貨物車に分類される.

Wikipediaによれば,「双方1ナンバーが多いが、冷凍設備を持つものや小型のボート運搬用のもの等8ナンバーのトレーラーもある。」と記述される.

 

一般社団法人 自動車検査登録情報協会「自動車の種類」

https://www.airia.or.jp/info/system/02.html

flexdream「ハイエース維持費 3ナンバーと1・4ナンバーの違いと差額 R2.4」

https://www.flexdream.jp/hiace/news/196/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%BD%E5%BC%95%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A#%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88

 

用途の分類:ナンバー

営業用

自家用

緑地白字

白地緑字

黒地黄字

黄地黒字

あ~こ(お除く),を,(わ,れ:レンタカー)

さ~ろ(し・へ・よ・り除く)

一般社団法人 大阪府自家用自動車連合協会「ナンバープレートの種別と分類番号等」

http://www.daijiren.or.jp/number/number_classification.html

 

これらの用途車種区分によってナンバーが振り分けられ,これに対応するようにそれぞれの調査票が配布され集計されている.

 

データ処理
pytho.hatenablog.com

データレイアウト:区間距離             有効値    0000~4622(平日)、0000~5422(休日)

長距離が散発的で異常値に見えるが,左図より読み込んだデータ(全車の有効トリップ)は整合している.これは拡大係数も同様で最大480だった.そのため不自然ではあるが,ここにデータが集中していると解釈するほかない.ただ北海道-鹿児島間が2500kmあまりであり,1000km(東京-福岡間程度)以上はほぼ0であろう実感との差異は大きい.

ただしパーセンタイル値(拡大係数は無視)からは,短トリップが支配的なため影響が軽微なことがうかがえる.グラフは片対数.:85%:20, 95%:47, 99%:145, 99.9%:598

そこでこれが航路の特異値と考え,フェリーのダミーでスクリーニングした.しかしいずれも該当しなかった.これにより統計値も若干変動したが,むしろ誤差は拡大する傾向だった.

そこで特異なデータの詳細を調べた.これは区間距離(トリップ長)が4000km超と大きいが,実際は福島県内のトリップで,実際は20km程度で,フェリーも高速道路も用いられていない.そのため集計ミスと考えられる.このデータは,数値上は有効値範囲内なので,一連の処理に組み込まれている.

統計値の誤差にはこうした影響が考えられる.ただその場合,より詳細なスクリーニングは定義が明らかでないとかなり難しい.そのため厳密に整合をとるには,担当者への問い合わせが必須だろう.おそらく生データは都合手を付けられていないが,統計値の算出に際して,こうした値が除かれた可能性は考えられる.解析値が大きめに出るのも,多くが短トリップ・軽量が支配的なのに対し,異常値が桁数の都合から大きく出るためと推測される.

また右図に示すように100kmに絞り細く出力した.すると回答しやすいであろうきりのいい5kmごとにピークが見られた.

そして図に示す通り,距離と同様に積載量についても,数値の物理的な異常が見られた.GVWが28tで各種損失で,事実上の最大積載量がおよそ20tなのに対し,40tまで分布が見られた.データレイアウトの示す最大値も40tとなっている.

また特種車のトレーラーも分類されることが分かったため,営業用貨物の中で特種車についても調べた.すると平均値は距離で42.05km,積載量で2824.16kg(空車除く),中央値は14km,1237kgだった.

 

 

 

トリップ距離km

積載量t

 

 

参考値

解析値

a/b

参考値

解析値

a/b

平日

のみ

自家用普通貨物車

16

18

50487

/1731752

1.8

1.9

23940

/839479

営業用普通貨物車

44

45

67772

/2134657

4.2

4.4

40118

/1268559

営業用小型貨物車

14

15

7193

/293454

0.6

0.6

4372

/176902

平日

休日

自家用乗用車

10.6

11.7

1264692

/91594103

1.33*

1.52*

1264692

/91594103

自家用貨物車

11.6

11.3

526157

/24073910

0.57

0.50

154300

/7032225

営業用貨物車

41.6

43.2

123857

/4032124

3.85

3.54

73869

/2385712

営業用普通貨物車

NA

57.14

54920

/1710951

4.19

4.37

49089

/1530576

営業用特種貨物車

NA

42.05

30504

/975594

NA

2.82

18451

/586126

a/b:拡大係数の配列の長さ/拡大係数の配列の総和

 

蛇足ニュース

再エネの将来性やいかに

あまりの燃料安でスエズ運河を渡るよりアフリカ大陸を回った方が安くなり交通量が激減してしまう - GIGAZINE

太陽光発電にかかるコストは2030年代には化石燃料の発電所を動かすより安くなるという予測 - GIGAZINE

毒親

就職観について話していたら軽く喧嘩に発展したので自己整理.

あまり身内ネタを書くつもりはなかったがあえて少し感情的に書き記す.

自分の思っていることとしてはまとめると2ツイートのとおり.

で,この根拠としては,一連の就活を通して大企業にはあまり優れた人材がいないことを確認した.要は傷のなめ合いみたいな.はじめはそう思っていなかったが,就活終盤にベンチャーに話を聞いたのが大きかった.

www.youtube.com

pytho.hatenablog.com

pytho.hatenablog.com

うつさんが言う通り,大企業に優れた人材がいたなら,日本のGDPはもっと高かったはずだ.大企業だけが責められるものでもないが,その事業規模のインパクトに対し,リターンが小さすぎた.というか社会的な問題も関連させて考えれば,傘下をはじめとした中小を食い物にしていたにすぎない.ゆえにこそ,彼らに抜群のビジネスセンスを感じられない.確かに優秀・有能な人がいることも認められるが.

ゆえに大企業に対し熱心に就活する気がそこまで起きない.あくまでこれはジェネラルな話で,いい大企業もあるのは事実だ.ただブラックだったりジョブミスマッチが分かっていて,それでもなお大企業に固執はできない.数年で去ることが明らかだからだ.これは自己正当化でもなんでもなく,単純に双方の損失になるから避けなければならない.

そして大企業の就職は仮に売り手市場が続いていると見て,さらに東工大卒を持っていたとしても簡単なものではない.単純な内定の獲得のコスパの視点では最悪ともいえる.これに対して拡大中のベンチャーはまさに人手が足りない状況でジョインしやすい.態度が謙譲的だ,舐めているだの話ではなく,単純な数字の問題としていえることだ.その分ベンチャーは入社後のパフォーマンスが重要になってくる.旧時代的大企業のぬるま湯には見られない状況だ.その環境だからこそ周囲の人間も淘汰的に優れている.

さらに大企業の将来性も変化している.特に親が入社したバブル期とは.言わずと知れた大企業ですら20年後に存続しているかはかなり怪しい.安定性といって大企業は選択できない.自分が生まれた年にも山一證券が歴史的自主廃業を迎えたはずだが,親は何かのバイアスに盲信的なようだ.そしてコロナは強い刺激となったが,航空業・観光業を中心に環境の大変化が起きている.ANAJALの縮退は避けられないだろう.JRにしても収益の幹の新幹線の停滞で赤字で,インフラゆえに倒産こそしないだろうが,給料の大幅カットだろう.歴史を再び振り返れば,電気メーカはSONYくらいしか健闘できていない.自動車メーカもCASEで工場主体からの移行は必至で,その過程で統合が進むだろう.

将来性・安定性という視点においては公務員も視野には入る.しかしどうも旧態依然とした組織体制に思われてならない.忖度問題や公文書の在り方で問われた信用の回復と,永田町の長時間労働問題が根本的に解決しないことには現実的には難しいと個人的に感じる.行政は市民に税金の無駄を指摘されることなくイノベーションを起こせるだろうか.

pytho.hatenablog.com

また総合職か技術職かというのも大きなテーマだ.親はブラックだろうがゼネコンにもエントリーしろと語気を強める.ただ業界のブラックぶりは周知だ.また一生技術職という在り方が引っかかる.確かに面白い仕事だとは思う.ただそれを40年飽きずに続けられるかと問われると微妙だ.総合職入社であれば様々な部署への転籍も可能で飽きない.また院卒までして一般技術職はもったいなさを感じずにはいられない.もちろん総合職と技術職を兼ねた職種もあるので,この問題は会社次第といったところでもある.ただVUCAを生き残るという意味を含めても,事業の多角化は必定ポイントだ.

簡単にまとめるなら,正直,親にはこうした総合的な視点が足りないという点に尽きる.ESGもVUCAも分からないのに未来の何が分かるのか.バブルで大企業に入ったといっても万年平社員で満足なのか.自分は満足でも私が満足だろうと思っているのか.そして息子が23にもなるのにそこまで口出しして何様なのか.確かに衣食住を保障された上,学費をはじめとした援助を学生という立場上受けている.しかしそれと進路の選択は別問題だ.選択の自由を侵害している.言うならば人権侵害といっても過言ではないだろう.そんなに哲学が好きなら,ミルの他者危害の原則について勉強してもらいたい.ちなみに私はわりと功利主義者.

そしてこんなしょーもない話に付き合わされ,こんな記事を記して研究のための時間を削っている自分がひどくバカのようだ.(<自分からだが)

最後に締めとして,中盤参考Twitterに示したように最終面接を先日受けた.そこは上場も果たしていて,自分も納得のいく会社なので内定が出てくれれば万々歳なのだが..