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高専から駅弁大学から東工大を経て大企業へ 浅く広い趣味とかキャリアの日記を

可処分所得の使い方

来春からは社会人として研修がはじまるが,オンラインの比率が高そうだ.

となると通勤に関する諸手続きが考えどころだ.

ちなみに本社へは実家から通う.

子供部屋おじさんだ.

 

具体的には電車の定期券や最寄り駅の駐輪場の月極契約だ.

ただ学割でもなくなり,それぞれは都度支払いの方が結果的に安上がりになりそうだ.

 

とはいえ特に電車,JRに関してはいくつか候補もある.

既存の紙の回数券などだ.

ただJR東はサービスを拡充している.

キャッシュレス化の流れもあってか,JReポイントのサービスの拡充が図られている.

より汎用的な”同一運賃区間”で類似のサービスが行われる.

 

www.bcnretail.com

 

JReについては下も気になる.

E4も今秋引退とのことで,E4グリーンでGALAに行っておきたい気持ちもある.

まあ今シーズンはもう暖かいので行かないが.

 

【新潟・燕三条・長岡・高崎駅発着限定】新幹線でGALAに行ってJRE POINTをゲットしよう! JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

 

そういえば周囲の友人らも緊急事態宣言下とはいえ,ぶっちゃけ卒業旅行的な小旅行に行く人も散見される.

私もガン無視でそうしてもよかったが,結局観光地も歓迎ムードとは言い切れないだろうし,そもそも行きたい海外にも行けないので,今回は貯金してペンディング

 

あとJReといえば,そのカードを以前財布を紛失したときにもろとも紛失してしまった.

結局面倒で再発行も別カードも作っていないが,こうなってくると手続きしようと思う.

ところでモバイルSuicaについても更新が控えているので,モダンで使いやすいUIになるのにも期待だ.

 

 

それからこれに限らず社会人になるにあたって,可処分所得が増えるので,得な制度を積極的に利用しなければなあと思う.

ぶっちゃけポイント関連はその分サービスを安くしてくれとは思うが,事業者側からしたら身を削る分,自社サービスに囲い込みたいので仕方ないだろう.

特に**pay.

いまだ覇権のための投資合戦が続いている印象だが,結局交通系ICと同様にごちゃごちゃして汎用性が低いのは否めない.

ZHDは最有力なpaypayをはじめ経営統合に伴う決済統合に期待だが,ちょうど今日LINEの情報保護問題が明らかになってしまった.

 

PayPay・LINEペイ、統合が迫る2つの課題とは: 日本経済新聞

LINE、個人データ管理不備で謝罪 中国委託先で閲覧可能に: 日本経済新聞

LINE、情報保護に穴 ルール整備不可欠: 日本経済新聞

 

最近レポートなどで楽天を取り上げた都合かサジェストに多く表れて読むが,楽天も一部でテンセントの出資や半官営な郵政からの出資に個人情報保護的な観点での批判も見られる.

いずれも便利なのは確かだが,そこでこれらが犠牲になってしまうのが懸念だ.

一方で楽天に関する批判はただの出資だけでは情報流出に繋がるとまでは考えづらいが.

 

情報保護的な観点でいえば,古くからの話に回顧するが,国民的チャットサービスが韓国外資に握られているのは気持ちが悪いことの方が気になる.

またそこを仕切るSoftBank系がアリババと持ち合っていることも同様に懸念されるべきに感じる.

ビジネスにおいてLINEはタブー視されているわけだし.

 

とはいえ,どこぞの大企業様は採用に関する公式アカウントを作っているし,リクルータの社員が個人的なアカウントを学生に教えることもあった.

個人的にはこれを見たとき企業姿勢としてどうかと思い頭を抱えたが,世の中意外とそういうものらしいので不思議だ.

メアドでよかろうなのに.

そういえばCAも新卒担当者のTwitterが炎上していたしなあ.

 

 

可処分所得に話を戻すと,もろもろのサブスクもどうしようか悩ましい.

これまでは非常に安価なAmazon Prime Studentを利用していたが,一般料金はそれなりだしそもそもサービス内容もそこまでおいしくない.

包括的ではあるがPrimeだけでは痒いところに手が届かない.

特に見放題,聴き放題系.

そこで音楽はSpotifyに戻るのはありかと思っている.

 

一方の動画系は結局のところ映画やアニメは最近それほど見ないので,サブスクの大人料金で元が取れるか怪しいところでもある.

PUI PUIにしろYouTubeやテレビなど無料で見られるものも未だ多い.

定期券と同様都度払いのほうがやや面倒ではあるものの総合的に安い気がする.

Netflixを調べ直してみたら,SD画質で約1000円,HD画質で約1500円で最近若干の値上げもしたようだった.今日の作品を見るにあたってSDはナンセンスだが,だからといって”毎月”1500円以上の視聴を継続的にするかというと..

サブスクに加入しておけば心理的に楽という価値も確かにあるが.

 

ちなみにYouTubeはPCではAdblockで広告を弾けるので,モバイル上の利便性を理解し羨みながらも特段契約はしていない.

推し1人へのメンバーサブスクはしているが.

 

 

ただこのままケチくさい生活を続けると,家も車もローンを組んでいないし,金が余りすぎてしまいそうな予感もする.

インフレは一生起こらないし使い切るインセンティブや動機もないが.

奨学金という名の学生ローンや年金,税金だけが今は怖い.

コロナが完全収束したらパーっと世界旅行でもしようか.

先週末聞いた話

先週末下記のウェビナーに参加したので簡単にまとめておく.

 

旧軍港4市鎮守府日本遺産シンポジウム 2021年3月13日(オンライン・Youtube Live) - こくちーずプロ

これは下記でも示していた.

 

pytho.hatenablog.com

 

時間の都合ダブルブッキングになってしまったが,ウェビナーであれば2窓で両方に参加できるのはいいところでニューノーマルだ.

東日本大震災10周年シンポジウム|イベント|企画調査委員会|公益社団法人 日本都市計画学会

 

都市計画学会関連でいえば,下記も非常に気になる.

ただやはり書籍代ではあるものの有料になってしまうのが心理的ハードル.

ましてや都市計画の専門家としてのキャリアを進むわけでもなく.

『都市計画の構造転換』刊行記念シンポジウム|都市計画法50年・100年企画特別委員会|公益社団法人 日本都市計画学会

 

それから著者はやはり有名な方々で見知った人が多い.

実際に会ったことがある人もいらっしゃる.

東工大の中井先生,埼玉大の久保田先生,高専の都市計画の合宿でご一緒した早稲田大の森本先生だ.

裏話的なのもあって,私のボスは久保田先生にお世話になったらしいのだが,その私が埼玉大学から研究室に所属するという政治的な観点で難しい問題.

確かに専門の勉強としては特段の強いこだわりがなければ,工業系の私見としては,国立大学の先生方はみな素晴らしいので優劣はつけられないと思う.

ただ東工大でよかったと思うのも事実で,研究以外の留学などの他のカリキュラムややはり就職活動における有利カードがある.

 

 

話が脱線したがまず高専関係者を中心にまとめられた文化財保護の話をまとめようと思う.

端的な感想としては,呉にまた旅行に行きたいだった.

そこで今回知った文化財も見に行けたらと思う.

具体的には呉鎮守府長官邸や入船山記念館だ.

また先日の呉旅行では日取りを誤り大和ミュージアムに入れないという大失態を犯したのでそれも然りだ.

 

あとそもそもで思ったのは,鎮守府高専の立地関係の抜群さだ.

高専士官学校ではないが,重工業,技術屋として鎮守府:海軍と高専の関連性が深かったのだろうと考察できる.

そのあたりの全国的,包括的な分析の話もあれば面白かったが,2窓で若干集中力を書く中,そういう話はなかったように記憶する.

 

話は文化的な話というよりは,やはり現場の高専教員が関連しているだけあって,工業的アプローチがとられていた.

文化財に関するこうした話は聞かないので,そういった面では目新しく面白くもあった.

文化財をBIMや振動調査として3Dモデルで保全を図ったり,ドローンによるレーザー点群データの収集を図ったりという具合だ.

前者は建築系,後者は電気系で,様々な寄り添い方がありそうだ.

 

また技術集積地としてか,猫じゃすりという道具や海自に親しまれる清酒の千福というのがあったりするらしい.

 

またホスト,キーノートスピーカーともにZoomに慣れてなさそうなのは,偏見かもしれないが地方,高専だなあと思うところだった.

DX頑張ってくれ..

 

 

震災の方は資料が公式ページに残されているようなので,詳細はそちらに譲れるだろう.

やはり学会関連ということもあり,特に前半は硬めな話の比重が大きかった.

個人的に共感したのは原発関連の災害対策基本法を作るべきという指摘だ.

一般の自然災害は完璧ではないかもしれないが存在するのに対し,原発事故に関するこうした規定はない.

原発事故は放射線により復旧スパンなど異なる点が多く,既存の汎用的同法の適用には限界がある.

法の不遡及の原則もあるため,今回の福島の事故への適用は難しいだろう.

しかし将来の反省,語り部としての明文化としての意義がある.

 

また都市計画として都市の存続に関する話題もあった.

IJUターンは他の地方も同様に課題とするところである.

福島イノベーション・コースト構想

上記の構想などにより箱物的側面は否めないものの,つくばの研究都市のような産業集積も見込めそうなものである.

ただ指摘もあって,空間的箱物が先行し,草の根の生活基盤が疎かともあった.

 

また現地の公務員,一社からの話は,内容としては柔いものの,多様な意見が集積される点でよかったと思う.

 

次週には第二部があるので,こちらも期待だ.

 

 

最後に関連しそうな話として,この辺書いていたのが懐かしい.

 

pytho.hatenablog.com

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労働問題:物流危機

pytho.hatenablog.com

 

物流関連をやっていたこともあって,興味深いので岩波新書を読んでみた.

 

 

まず読んで再認識したは,物流も土木的な縁の下の力持ちのような特徴を持っているなということだった.

この点は本書でも結構強く主張されている.

というのも普段使っているECが大きな負担になっているということだ.

さらに近年の再配達問題しかりだ.

 

一方でこれだけの負担であれば,需要と供給のメカニズムから適正化が進むはずだと考えられる.

しかし物流の同質性の高い産業の特性や労使の様々な意見からうまく進まなかった.

 

こうした問題は最近では他の産業でも他山の石ではないように思える.

コロナに関する持続化給付金の問題だ.

 

その後、最低車両台数のさらなる緩和が議論されてきた。だが国交省は、トラック事故が減っていないことを理由に、参入の完全自由化を拒んだと言われる。つまり経済的規制を緩和すれば、安全性の確保という社会的規制が保てなくなるという危惧から、(それが十分であるかどうかは別として)五台という最低水準は、今も残されている。こうした動きからも、経済的規制と社会的規制を切り分けて論じるのが難しいことが分かる。

 

この経済的規制と社会的規制のジレンマは,緊急事態宣言による感染抑止と経済の再生の問題に非常に似ている.

 

また事業主の規模による違いも同様の構造である.

物流において宅配はヤマト運輸などの大手が寡占するのに対し,幹線は中小零細企業により過当競争になっている.

大手の小口配達には物流センターなどのシステムが規模の経済に有利に働く一方,幹線は車とドライバーさえあれば取り組めるため参入障壁が低い.

本書によると,さらに後者では,健康診断や社会保険を削り,人件費を削り尽くしている.

こうしたモラルハザード的な状況がさらに過当競争を生む悪循環に陥っている.

 

運賃についても難しい側面があるようだ.

実際のところは荷主の言い値である場合が多くこれも一因になっているようだ.

加えて複数の企業において適正化として考え,運賃を釣り上げていくことはカルテルに繋がる恐れもあるようだ.

一方で最低賃金にはこの規定は適用されないので,そうした面から考えることもできるだろうとしている.

裏話になるがこうした点は定まったデータがないため研究においても苦労した点である.

 

小泉時代だろうか,一連の規制緩和と同時期に制定された物流2法が定められる平成初期までは適正運賃というものが定められていた.

これによりモラルハザードが防がれていた.

ただ時代背景もあり,全国の高速道路網が整備されていったこともあるようだ.

それまでは域内と地域間で分けられてすらいたとか.

生まれる前なので実感がないが,確かに圏央道やら第二東名やらネットワークとしての整備は依然続いていることを実感したり..

 

研究の裏話から少し脱線したが,そちらに再び話を戻すと,物流の持続性という点では私は環境の側面で見ていたことになる.

ヤマト運輸や佐川急便も電気自動車EVの宅配トラックを随時整備していくことを発表している.

しかし実のところ,人手の持続性の方が逼迫しているようにも思える.

人手不足も同様にずっと叫ばれているが,加えて高齢化が進行している.

残っている人たちも年齢的限界がある.

無理をしようものなら事故が多発してしまうだろう.

それに比べ若手の参入は非常に少ない.

確かに周囲にトラックドライバーをしている同世代は見られない.

筆者は給与水準の低さや家に帰れない産業特性を挙げている.

確かに最近の世代は転勤を強く嫌うし(私はむしろ逆だが),中小であれ連携してリレー輸送するなりしないと今後は厳しそうだ.

あるいは物流は全産業が依存するので,社会的関心の高まりにより適正な運賃が払われるようになればいいが,ESGやらサプライチェーンの見直しやら言われるものの,金銭的インセンティブなしには難しそうだ.

あるいは間接的に投資家または政府の法規制が入らないと難しいか.

 

とはいえヤマト運輸も先日アマゾンと再交渉するなどいい方向に向かいつつありそうにもあるので今後に注意だ.

また楽天もOne Delivery構想として自社配送網の整備を進めている.

 

追記

鉄道各社をはじめ物流業界にも計画運休のような無理な配送を断る場合が散見されるようになっているらしい.

鉄道も同様だがこれまではサービスとして顧客至上主義になりすぎていたので,こうした”緩み”は全体の幸福,文化水準の向上の追求として望ましい形に感じる.

 

また特に幹線輸送においては自動運転も期待されるところだが,技術革新の不確実性は高い.

確実性が比較的高いものとしては隊列走行において,先頭車のみが手動運転で追従車が自動運転とする案がある.

追従車を無人運転とすることも考えられるが,同一の拠点OD間を数台分のトラックに積載する大量の荷物は場合として少ないと考えられる.

既存のターミナルのようなものや,追従車もドライバーが同乗して睡眠など休憩もできるような運用面での工夫も求められそうだ.

 

最後に個人的な話で締めると,家族含めECはかなり使うようになってきたものの,実のところ出られない場合も多い.

そのためセキュアで多きめの宅配ポストを置きたいところだ.

Englishnization

英語がいい感じだったこともあり,社会人としてこの力がどうなりそうか興味深い本があったので読んでみた.

 

pytho.hatenablog.com

 

英語が楽天を変えた

英語が楽天を変えた

 

 

全世界の従業員に匿名で半構造化したインタビュー調査を行い質的データと量的データを収集した.それをMPLUSモデルを用いて統計的に分析したようだ.本書にも補遺として簡単に下記のようなものがまとめられている.詳細は論文に譲るところだろうが,非常に興味深い.どうせハーバードの経営学の大人気講座にもなったというものを理解しきれるはずもないので,この簡単な紹介で個人的には十分だ.

 

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本書は調査対象の属性として,言語と文化に着目し,

  1. 言語で阻害感を受ける日本人
  2. 文化で疎外感を感じる英語話者(主に米国人)
  3. いずれにも疎外感を感じるフランス人やタイ人,ブラジル人など

を挙げ,章ごとに解説している.

この詳細は本書に譲るところとして,全体的なこの点の感想としては面白くも,説明が繰り返されくどいようにも感じた.

 

要は1は当初当惑するものの社長のリーダーシップなどから結果的には困難を乗り越える,2は当初母国語の使用を歓迎するもののトロイの木馬よろしく日本式の楽天文化の洗礼に困惑する,3は最も困難に思えるものの却って積極的に受け入れ柔軟な姿勢となるとまとめる.

 

特に3については面白いので,個人的に興味深かったものを引用する.

アジアの国やアジア系の企業で働くことに関心をもっている人は大勢います。そして間違いなく日本には利点があります。きわめて安全ですし、国際的な文化がありますし、ご存じのように食べ物もおいしい。生活するにはおもしろい場所であり、ほかのアジアの国ほど空気も汚染されていません。ところが英語化を実施するまでは、非常に有能なエンジニアが日本で働こうと思っても、興味をもてるような機会を見つけるのは困難でした。でも、いま、かれらには楽天があります。ですから、いまでは世界各地のきわめて有能なエンジニアがわが社に強い関心を寄せています。

 

フランスの労働法では、企業がフランス語以外の言語で仕事をするよう社員に要求したり、フランス語以外の言語能力で社員を評価したりすることをいまだに禁じている。また多様な文書、たとえば法律の文書、国内や対外的な規制に関する文書、そして人事に関する文書は、フランス語で記されたもののみが法的地位をもつ。英語が堪能であることは、日本と違い、職務評価や昇進において正式に認められた能力ではない。

 

他にも興味深いのは,国ごとの社会文化形式だ.

欧州系が個人主義なのに対し,アジア系などは集団主義の傾向が強い.

これが楽天の社風にも表れ,特に2の米国人などには受け入れがたい場合があったようだ.また3は集団主義的地域が多かったために,受容性が高かったのではないかと考察する.

さらに3の彼らはもともとグローバル志向が高く,会社の方針と親和性が高かった点も挙げられている.

 

日本に存在する企業も,日系企業外資企業の分け方がある.

そこではこうした2者の違いを指すことが多いだろう.

そこで従属的な変化としての給料や人事制度として年功序列成果主義の違いが表れている側面もあるのではないかと思った.

もっとも特に成果主義日系企業にもかなり浸透してきた印象もあるが.

 

さらにグローバル化を見据える企業や役員向けに,事例として一助になると紹介する.

海外でも英語公用語は見られる.例えばSAP,レノボ

注意点なども書かれている.

 

本書は公用語化の利点も示している.

本書の示すものに特段目新しいものはないが,やはり社内の国間でのコミュニケーションの円滑化によるシナジーや速達性の利点は大きそうだ.

 

そしてこれらの分析結果をまとめた講義は冒頭でも示した通り人気なようだ.

ハーバードのビジネス系(経営学系)とのことで,以下のようなTOTALでやったようなこととの関連性も高いのではと思った.

 

pytho.hatenablog.com

 

まあ色々ある会社ですが..

www.youtube.com

youtu.be

楽天、日本郵政・テンセント系などが出資 計2400億円: 日本経済新聞

 

https://www.rozetta.jp/download/2021030102.pdf

久々のスノボ

 

緊急事態宣言で心理的な後ろ暗さはあったが,家に籠もりきりで運動不足では気が狂いそうなので,修論の気晴らしも兼ねて隣県のスーキー上にスノボをしに行った.

一昨年は卒論が忙しかった上,友人とのスケジュールがあわず,昨年は就活で微妙だったため,ウィンタースポーツはとてもご無沙汰だった.

これに加え,最近の運動不足による不安もあったが,思いの外滑れた.

 

4時半起床,5時出発で8時から16時まで一日中滑り潰した.

とはいえ冒頭のツイートの通り老いも感じて,14時ころに30分くらいしっかり仮眠がとれてしまった.

 

久しぶりすぎて靴の履き方やボードとの固定の仕方もすっかり忘れてしまって,当初は滑りも非常に不安定だった.ゆるい傾斜で木の葉しかできなかった.

しかし3回目くらいには慣れてきて一瞬後ろ向きになるターンも思い出せた.

中級者コースでは勾配がキツく,このターンが安定しなかったが,終盤には普通に滑る分には完璧な仕上がりだった.

くるくるまわりつづけられるようになった.こうなってくると楽しい.

ただ滑られるようになってもっと残りたい気持ちが出てきたところで,肉体が限界を叫び始めた上,雪が解けてきて滑りづらくなってしまった.

そのため続きは来シーズンだ.

 

来シーズンにすぐにコツを思い出せるように個人的なポイントを残しておく.

転倒が怖くてエッジが浅めになりがちだが,意外と転ばないし体重を遠心力のようにモーメントをかけることで加速もしやすい.

そのため転びそうな勢いで体重移動したほうがいい.

 

そして雪質や天気はどうだっかというと,天気は快晴でむしろ走り終わった後は暑いくらい.

雪質はまずまず.

午後は解けてきて娑婆娑婆になってしまった.

山頂部も...

関東の3月なのでこればかりは仕方なしか.

朝が最高のコンディションだった.

なお私自身のコンディション...

 

 

翌日は車のボディについて融雪剤の除去や友人のスノボのメンテのためまた集まった.

むしろ滑るよりメンテの方が10倍疲れる.

とはいえ南国に配置されなければ,社会人になったら多く行くと思うので,夏か秋にでも板を買いに行きたい.

 

 

あと余談だが同一方面に行ったとき,アウトレットで買い物もした.

社会人になるにあたり諸々にカネがかかる.

シャツ,靴,かばんとキリがない.

ビジネスカジュアルが難しい.

出社時に周囲の様子を見ながら,派手すぎないところでうまくやっていきたい.

 

 

フォトギャラリー

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